2012/09/29

厚労省 : 女子大学生、短大生、女子高校生のみなさんへ

厚生労働省のホームページに載りました。
このメイルは学生さんには配信していませんが、ジェンダー問題を取り上げて
いる方もおられるので:
・・・・・・・・・・・・・・・・
〜就職活動する際には、まずポジティブ・アクション応援サイトをチェック!!〜
女性の働く環境は改善されてきている。
・企業で働く人の女性比率は
  昭和60年には35.9%
  平成23年には42.7%に増加
女性の平均勤続年数は9.0年
育児休業を取得した人の割合は87.8%
女性の働く環境が改善されつつある背景には、
  職場での男女差別を禁止する男女雇用機会均等法や
  仕事と家庭の両立を進める育児・介護休業法
しかし、女性が働き続けるためには、まだまだ課題がある
グラフ参照(見やすく作ってあります)
[1]雇用者数の推移
 平成23年の女性雇用者数は2,237万人。
  雇用者総数に占める女性の割合は42.7%。
[2]平均勤続年数の推移
 女性一般労働者の平均勤続年数は男性よりいまだ短い
 (平成23年の平均勤続年数は男性13.3年に対して女性9.0年)。
[3]育児休業取得率の推移
 平成23年度の女性の育児休業取得率は87.8%
 男性は2.63%
[4]第1子出産後の女性の継続就業率は約4割
[5]妊娠・出産前後で退職した理由
 自発的に辞めた女性:約4割
 仕事を続けたかったが仕事と家庭の両立の難しさを理由に
   辞めた女性:3割弱
[6]働きつづけること、女性にメリット!
 女性の就業パターン別生涯所得と逸失額
   〜育児休業を取得して継続就業したケースと出産直後に再就職
    した場合とでは生涯所得が2億円以上違う〜
[7]働きつづけること、企業にメリット!
 女性の活躍推進が進む企業ほど経営指標が良く、株式市場での評価も
 高まる。

文化庁 : 文化審議会国語分科会国語課題検討小委員会(第5回)



初めて文化審議会国語分科会国語課題検討小委員会を傍聴しました。
今日の議事は
(1) 「公用文作成の要領」の見直しについて
(2)その他
・・・・・・・・・
(1)公用文作成の要領の見直し
これは基本的には昭和27年4月4日に依命通知(難しい言葉!)
された内閣閣甲第16号に基づくものを変えようということ。
http://bit.ly/sknXkv
(知ってましたか?)
こちらの方が見やすいかも
http://www5d.biglobe.ne.jp/Jusl/Bunsyo/BunSakusei.html
見直しの背景として
・実態に合わなくなっている部分の改定
・近年の社会的変化を踏まえた改定(栽培員制度導入、情報機器普及等)
等が挙げられている。
しかし、
・正確性を求められる公用文の役目、例えば法令等の専門的表現
 との関係も考慮する必要もある。
気になるのは
・日本語の世界で研究がなされている「やさしい日本語」との関係は
 どうなっているのか?
・「状況の変化」の中に社会的構造の変化も含まれているのか。
 具体的には、昭和27年当時と比べ、高齢化率が高くなっており、
 65歳以上が人口の1/4二もなってきていて、これからもっと比率が
 高くなる。
 高齢者の理解力は年々落ちてゆくが、一方では独居老人も増えて、
 自分で公用文と対峙しなければならないことになる。
・また、外国人も増えている。
これらのことも勘案されねばならないがどう対応するのか。
後少しすると50%が65歳以上になる世界が来ます、目も悪くなり、
耳も遠くなって・・・そんな面倒な文章は読めないし、聞いても分からない
世界が間近に・・・!
いずれにせよ想定される要領の使用者は
(表現は少し変えるようですが)
”現行「公用文作成の要領」と同じく国家公務員を使用者として想定”
であり
”結果として、新聞、雑誌、放送などの比較的公共性の高い一般の社会
生活で使われる文書の作成に利用されるか否かは問わない。”
とのことで、一委員から指摘がありましたが、一般社会を突き放した
ような動きにも見えます。
今後の進展をみて行きたいと思います。
(2)その他
では、”平成23年度「国語に関する世論調査」の結果の概要”
をベースに自由討議。
ここでは「コミュニケーション」の力の話が出され、新指導要領で
言われている言語活動では、教員自身がそのような教育を受けて
来なかったので無理なケースもあることが指摘されていました。

原発 : 9月27日 桜美林大学科研緊急報告会「台湾離島に来襲した大津波の検証と低レベル放射線の生態系への影響に関する調査」


領土問題で揺れる日本・台湾。
まさか、核廃棄物貯蔵のために尖閣諸島を狙っているとは思いませんが
台湾では下記のようなことが起きているとのことです。

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桜美林大学 中生勝美教授を代表とするチームが、日本学術振興会科研費補助(挑戦的萌芽研究)により、今年8月末に台湾南部の蘭嶼島で調査を行いました。
この島には、核廃棄物貯蔵場があり、その島に津波が来襲した可能性、および放射線の影響に関するフィールドワークをおこない、その中間報告会をいたします。
http://www.obirin.ac.jp/topics/event/year_2012/7fl2960000047w68.html

2012/09/24

ブラジル : ブラジル通信_豊橋市


愛知県豊橋市多文化共生・国際課のホームページに
現在ブラジルパラナ州に派遣されておられる宮本さんの
レポートが掲載されました。帰国した子供たちの様子などレポートを期待しています。
最新版
「2008年の世界的経済危機をきっかけに、この4年間で日本に住む約10万人の日系ブラジル人が帰国しています。その実態を把握するため、昨年度の訪問では、帰国児童生徒と面談したり、実態把握アンケートを実施したりしました。」
「今回面談はできませんでしたが、サポートを必要としている豊橋市出身の男の子がもう一人おり、内向的で、全く言葉を発しないため、対応に困っているようでした。」
外務省の山口さんは在クリチバ総領事なのですね。
http://bit.ly/NMrncT
履歴
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/kyoseikokusai/tayori/tayori_miyamoto.html

文化庁 : 平成23年度「国語に関する世論調査」の結果


報道でご存知の通り文化庁から
  平成23年度「国語に関する世論調査」の結果
が発表されました。
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/h23_yoronchosa.pdf
結果の概要
http://bit.ly/T7KMs3
その「報道」の在り方などに関して冷泉明彦彰彦氏の意見がNewsweekに
掲載されましたのでご参考まで。
日本語に携わっておられる方が大勢おられると思いますが、
  言葉の変化
に関してはどのように思われておられるのでしょうか。
http://bit.ly/PZt8QF
文化庁による「国語に関する世論調査」
・・・・・・・・・・・・・・・・
 この(言葉の)「変化」については、私は「良い変化」であると思います。
 ですが、昨年同様に新聞の社説では「表面的な摩擦を避ける一方で、中身に入って議論したり、対話をしたりすることが減っていることの表れを見る専門家もいる。意見を戦わせるようなコミュニケーションが難しくなっている事情があるのではないか」(毎日新聞の例)など、相変わらずブツブツと「日本語が変化するならば、それは必ず悪しき方向である」的な偏見で書いているのです。
新聞記事の中には「(若者言葉や若者特有の誤用に関しては)コミュニケーションの阻害要因にもなりかねないので、広がらない方が望ましい」というような、相変わらずネガティブな視点のものがあります。(例えば産経の記事)
 私は、この文化庁の調査を生かすには、もっと多角的な議論が必要と思います。
「流行語・新語というのは、それまで使われていた「辞書に乗っている語彙」ではニュアンス的に「表現したい心理」に合わないので発生するというメカニズムと、「表現の強度を上げるために通常とは違う表現をして効果を出す」という「異化効果」の双方があるわけです。」

「日本語というのは(他の言葉もそうですが)永遠に変化し続ける生き物」だという思想から、この「世論調査」の結果について様々な議論がされることを期待したいと思います。新聞の社説やコラムにあふれる「正しい日本語原理主義」については、いい加減にしてもらいたいと思います。
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原子力 : 映画紹介 「X年後」

(今、NHKEテレでは「チェルノブイリ事故」を放送中です。)
AOTS(今はHIDA)の春原憲一郎さんからご紹介を受けて
「X年後」
を東中野のポレポレで観てきました。

第5福竜丸だけの話ではなく、当時多くの日本漁船がアメリカの水爆実験で
死の灰を浴びた事実。しかも、南太平洋の実験の放射能は日本にも流れて
きていたという。
これを日米政府はあいまいな決着で闇に葬った。2百万ドルという「見舞金」で
その後は追及もなし。
当時の日本人は放射能を帯びた食べ物を食べていた可能性が大。
マスコミは当時どのように追っていたのだろう。
その後、日本に癌が増えたことはなかったのだろうか・・。
58年も経ってしまって事実を明らかにすることは難しく歯がゆいところが
ありますが、これを取り上げた南海放送の姿勢及び広島市立大学講師の
高橋さんのように、若手研究家が米国の資料を丁寧に分析してくれている
ことに頼もしさを感じています。

厚労省 : 労働者派遣法改正に関​するQ&A


労働者派遣法が改正されましたが、「Q&A」が厚生労働省のホームページに
掲載されました。

厚労省 : 「非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会」・・・ちょっと長文


ブラジル人の雇用に関係があるか、と思い
 第1回「非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会」
を昨日(」9月20日)傍聴してきました。

傍聴者「若干名」とあったのに部屋に入って行ったら60-70名が傍聴
しておりびっくり。
今回の会議には(霞が関外からの参加は若干名ではあっても)多くの省庁の
担当者が傍聴していたようでこの問題の大きさ、関心の高さが示されていました。
委員の一部の人の発言が明確に聞こえない部分もあり残念。議事録を待ちます。

・・・・・・・・・・・

今回の検討会:
1.趣旨
・・・非正規雇用の労働者の能力開発についての対策を抜本的に強化し、計画的に取組を推進することとしている。
・・・非正規雇用の労働者の望ましい人材育成施策を検討するため、本検討会を開催する。
2.検討事項
(1)非正規雇用の労働者に対する人材育成について、企業の取組やそれに対する国の支援策等の状況、効果等の検証
(2)「望ましい働き方ビジョン」や「提言型政策仕分け」で示された施策の方向性に基づく能力開発の抜本的な強化策

・・・・・・・・・・・・
と言うことでこれから4回程度で提言を出す予定とのこと。

メンバーを見ると、企業代表は大手百貨店、労働者側も大手労組で、本当に
派遣労働者の状況が分かっている人がどれだけいるのか、受益者不在では
ないのかと多少の不安はありますが、今後の進展を見たいと思います。

尚、(この後は、外国人労働者などのことが頭にあったので、偏った見方に
   なっていると思いますが。)

この会議の趣旨に引用されている、平成24年3月に策定された
「望ましい働き方ビジョン」には

>「人材立国」に向けて一人ひとりの能力を高めていく必要がある。

とあります。この重要性は十分に分かります。

しかし、最近、外国人労働者、身体障害者、指摘障害者、精神障害
(発達障害を含む)者の状況に触れる機会が増えれば増えるほど、この
「一人ひとりの能力を高めていく」
という言葉が適応できない人がいることが気になりました。彼らこそ非正規で
働いてるのに・・・中高年以上でもそうですね。

・また、今回の検討会でも一委員から指摘がありましたが、今回、討議する
「能力」とは何を指すのか明確ではない。また、企業は何を求めているのだろう。

・>企業の取組やそれに対する国の支援策等
と検討課題にあるが、企業が「非正規雇用の労働者に対する人材育成」をやる
のだろうか?
重要な教育現場でも非正規の講師などは研修費用も出ていない!まして企業で。

・さらに、その「能力」とやらが身に付けば「就職」は保障されるのだろうか。
確かに何か「出来る」方が良いことは事実だが。

リーマンショック後、企業が一番最初に切ったのは外国人派遣労働者。
彼らは今回の検討事項「能力開発」の対象にはならず「蚊帳の外」になるのでは?
彼らは、季節労働者的に企業が多忙な時期だけ働く機会を得ることができる。

ちなみに、相変わらず、特別な技能も持たず、日本語も不十分でも
(不安定な仕事ではあっても)声が掛る外国人労働者がいます。
これらの企業は「能力」でなく「労働力」を求めているのでは?
この種の仕事は今後も存在し、その仕事を求める労働者もいる。
この分野に限って言えば「能力開発」ではなく、待遇改善が必要なのかも知れない、
ミスマッチの部分があるのでは、と会議を聴きながら思いました。

2012/09/19

2012年ブラジルデー IN 名古屋 - プログラム



ブラジル料理
メインステージでブラジルのロックバンド
国内で活動されているアーティストのパーフォマンスショー
ブラジルの地方伝統の紹介(文化、料理、観光等)
ファッションショー
格闘技、スポーツ
ブラジル人学校による発表会



文科省 : 障がいのある学生の修学支援に関する検討会(第6回)


昨日「障がいのある学生の修学支援に関する検討会(第6回)」
を傍聴しました。
今回はこれまでの討議をベースにまとめをどうするかということで、
途中経過をレポートすべきではないので詳細は控えます。
これから報告書が出て、現場がどのようにフォローできるのか
まだまだ時間が掛りそうですが、この動きは評価出来るものだと
思います。

第一回目の議事録
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/gakuseishien/shugaku/1324335.htm

その発言の整理
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/gakuseishien/shugaku/1323352.htm

今回は途中で入室したため全部を聴くことは出来ませんでしたし、
まだ自分の中で消化ができていない部分が多く中途半端ですが、中で気に
なったいくつかの言葉がありましたので少し書きます。

1)「社会的な自立」
*この言葉の定義は難しい

食事や排せつを自分でできなければ自立でないのか。
 自分で食事を作れない粗大ごみと言われる世のほとんどの男性は自立
 していない?
自分で税金を払っていなければ「社会的」に自立していないのか。
  専業主婦は自立していない?

これはもう少し考えてみたいと思います。

2)キャンパスライフの享受

合理的配慮は「教育」のみに限られるものではない、という指摘には納得。
これは、単位に関係のない授業、クラブ活動、友人との交流などなど学生
として通常に享受できるキャンパスライフにも合理的配慮がなされるべき、
ということで、重要な点。

3)教職員の啓発

 教職員の中には
 「支援は甘えである」と捉える人が居る
と、のこと。

 教員は圧制側に立っているので被圧制側の気持ちはわからない?

4)ボランティアの参加

委員の一人から、障がい学生に対する支援体制に「学生ボランティアの活用」
の意見が出されたがそれに対し他の委員から
 ・支援の質の担保
 ・プライバシーの保護(訓練を受けていない素人が携わる危険性)
 の観点及び
 ・大学が本格的に取り組まず安易にボランティアに逃げることを避けるため
 にも反対をされておられました。

これは正に正論。

安易にいわゆる「ボランティア」(本来のボランティアという言葉の使い方とは
異なるが)で切り抜けなければならない日本語教育も同様では・・・。
教育の質の担保が重要。やる気と実力は別物。

2012/09/16

政策の優先度 : インドでも「宇宙開発と貧困問題」が対立



 「宇宙開発と貧困問題の対立」
この種の問題はどこでもあります。

この記事はインドやアメリカを書いていますが、日本でも同じ。
来年度の予算策定をしている霞が関でも悩んでいるでしょう。
・・・少なくとも足元の問題は可及的速やかに片付けて次の世代に
引き継がないようにしたい。

http://bit.ly/SHaC5Y

オランダ/選挙結果 : オランダ総選挙の結果、保守VVD党そして労働党の大勝利


昨日は中間レポートでしたが結果が確定しました。
右寄りに舵を切った他の国はどうなるのか・・。
移民問題は今回の争点にはならなかったようですが
移民受入れ先進国の動向は気になります。
「今回の選挙の結果は、選挙民が明らかにこれまでの中道政治に戻りたいという意志を反映しているといえる。
これから連立政府の組閣の交渉が始まるが、これにはかなりの時間がかかると見る意見が多い。150議席のうち、自由民主党と労働党が80議席という過半数を獲得したが、この2党が連立するというよりも、もう一党を加えた3党体制になると予想されている。この第3党に、リベラルのD66党が加わるのか、保守のキリスト教民主党が加わるのかで、政策が大きく変わるはずである。

http://www.portfolio.nl/article/show/4942


オランダ/移民 : オランダ総選挙、首相率いる中道右派が優勢


リビアで米国大使が殺害されるというニュースが流れていた頃、
9月12日に下院選挙を実施したオランダの国民が示した方向は
中道、つまり極右と極左の敗北。
本来のオランダらしさを取り戻して自由の国に戻るか。
移民問題などどうなるか。

連立政権組成まで時間は掛るでしょうが、どうなるか注目。

・・・・・・・・・・

BBCによると出口調査では極右のPPVは24議席から13議席へと
大幅に議席数を減らしました。

The Freedom Party of Geert Wilders will see its share of seats fall
from 24 to 13。

http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-19566165

日経

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK13003_T10C12A9000000/

2012/09/12

文科省 : 平成25年度文部科学​省概算要求(平成24​年9月)

文部科学省のホームページに
平成25年度文部科学省 概算要求の資料が掲載されました。

http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h25/1325564.htm

前年度比 4,079億円 の増額です。

少人数クラス、いじめ問題、障がい者のインクルーシブ教育・・・
などが含まれています。

外国人児童生徒に関しては

文部科学省初等中等教育局の平成25年度概算要求主要事項

06-1 平成25年度概算要求説明資料1 (PDF:907KB)

http://bit.ly/PUEy8C

の8枚目にある

▼ 25年度要求の概要
の中に
・・・・・・・・・・・・
○個別の教育課題に対応した教職員配置の充実1,700人



� 外国人児童生徒等への日本語指導:100人
近年の日本語指導対象児童生徒の増加状況に対応
・・・・・・・・・・・

と述べられています。
大量の資料ですので見落としがあるかも知れませんが、
これだけの様です。

これから財務省とのバトル、大変ですが、頑張ってください。

厚労省 : 「地域若者サポートステーション」事業の今後のあり方に関する検討会


掲題検討会が平成24年9月25日(火)10:00〜12:00厚生労働省で開催され、傍聴も可能です。

議題
(1) 地域若者サポートステーション事業実績等を踏まえた自由討議
(2) その他

地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)とは
「働くことについてさまざまな悩みを抱えている15歳〜39歳くらいまでの若者の皆さんが就労に向かえるよう、多様な支援サービスでサポートします。

サポステは、厚生労働省からの委託を受けた全国の若者支援の実績やノウハウのあるNPO法人、株式会社、社団法人、財団法人、学校法人などが実施しており、平成24年度は全国116か所に設置されています。」

http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/ys-station/

とのことで、再チャレンジのために重要な役割を負っているようです。

参考情報でした。

尚、地域若者サポートステーションは、全国116か所に設置されています。

http://www.neet-support.net/about/supportstation_4.html

2012/09/10

文科省


少し前の発表ですが:
文部科学省生涯学習政策局政策課教育改革推進室が
第2期教育振興基本計画に関するパブリックコメントを
求めています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo9/sonota/1325368.htm
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000608&Mode=0
今後の我が国の教育に関わる重要なことだと了解しています。
教育に携わる方々が多いと思いますので是非一読し意見があれば
是非参加してみてください。
さっと見たところ、下記の諸点はカバーされてはいますが・・。
1)再チャレンジ
23ページの
(3)学びのセーフティネットの構築〜誰もがアクセスできる多様な学習機会を

「(様々な困難を抱える人へのきめ細かな対応)
○ 例えば、東日本大震災の被災地における学習支援の必要性はもとより、我が国全体においても、経済雇用環境の悪化などの環境変化により、生活困窮者の増加や不登校等の状態にある児童生徒、再チャレンジを必要とする中途退学者、フリーター、若年無業者など失業状態にある人々、スキルアップを目指す社会人、退職後に生きがいを失っている団塊世代など様々な悩みや課題を抱える人たちが増加している。このような多様なニーズに応じた学習機会の確保と教育成果を保証するきめ細かな取組を推進する。」
2)障がい者対策
45ページからの
「基本施策5 特別なニーズに対応した教育の推進」

「【基本的考え方】
○ 様々な背景を有する者が共に暮らし、支え合う共生社会の形成に向けて、
特別なニーズに対応した以下の取組を行う。
・障害のある者がその年齢及び能力に応じ、かつ、その特性を踏まえた十分な教育が受けられるようにするため、可能な限り障害のある児童生徒が障害のない児童生徒と共に学ぶことができるよう配慮しつつ、教育内容・方法の改善充実などを図る。
また、高等教育段階においても、意欲・能力ある障害者の教育機会の確保に向けた支援を推進する。
・また、海外で学ぶ子どもたちの教育環境の充実を図るとともに、国内の帰国・外国人児童生徒等について、日本語指導や適応指導の充実等を含めた公立学校における受入体制の整備を推進する。」
3)挫折や困難を抱えた子ども・若者対策
77ページの
基本施策17 学習や社会生活に困難を有する者への学習機会の提供など教育支援

「【基本的考え方】
○ 教育格差の解消に向け、家庭環境等の要因により学力定着等が困難な児童生徒を対象に学力向上のための取組を行う学校への支援を充実するとともに、離島を含めたへき地の子どもたち等に対する就学支援、東日本大震災により被災した子どもたちに対する心のケアや学習支援等を実施する。
○ また、家庭の経済的格差の教育格差への影響や格差の再生産・固定化が指摘されていることを踏まえ、挫折や困難を抱えた子ども・若者(例えば、若年無業者、引きこもり、高校中退者など)や非正規労働者・早期離職者が自立し、再び社会に参画できるようにするため、福祉・労働・保健・医療行政等と緊密に連携協力し、学習支援や体験活動の実施、キャリアアップや学び直しの機会の提供等を行う。
○ さらに、依然として教育上の重要課題である暴力行為、いじめ、不登校など児童生徒の問題行動等の状況の改善に向けて、学校のみならず家庭、地域社会や関係機関が連携した取組を一層推進する必要があり、この点も踏まえて生徒指導体制及び教育相談体制を整備・充実する。」













2012/09/05

虹の架け橋 In 滋賀県



2012年度の「定住外国人の子どもの就学支援事業」を実施している近江八幡市のNPO法人「外国籍住民自立就労協会」のレポートがWEBに掲載されました。

4教室に分かれているので大変でしょうが、子どもの将来に大きくかかわることなので是非良い成果を。

No.1
http://bit.ly/RCE0Yq

No.2
http://bit.ly/OL9zfX

No.3
http://bit.ly/TW7XQO

移民/シンガポール : 中国人移民の急増に、シンガポールで不満高まる



オリンピックを国の威信をかけての大イベントだと思ってスポーツ
移民を受けれても国民から評価されないし、経済力を維持拡大
するために多くの移民を受け入れても問題。

国(政府)の考える国の姿と国民の考える姿とは違っているのでは。
どこかの国の原発に関することも似ている。

・・・・・・・・・・・・・・・

政府が中国から招いた選手がロンドン五輪の卓球女子シングルス
銅メダルを獲得したシンガポール。
ネット上で行われた調査では回答者1万7227人のうち77%が
「国外から招いた人材によるメダル獲得について誇らしいと感じない」
と答えた、とのこと。

実は

>2000年に約400万人だったシンガポールの人口は、2011年には
約520万人にまで増加したが、そのうち140万人近くを移民が占めている。

ということで、なんと27%が移民・・・。
残念ながら、これだけ移民が多くなるとトラブルも増える。

>移民が増えたことによって、現地人の生存空間が縮小しており、トラブルも
増加している。中国人移民に関するマイナス報道が後を絶たず、中国人移民に
対する不満が日に日に増しているという。

http://exci.to/O6NV9l

性差別 : 性差別を受け入れたロムニー妻の包容力???



実際にアン・ロムニー(大統領候補ミット・ロムニーの妻)の演説がこうだったのか。
あまりにも保守的で、時計の針が戻ったように見えますが。

>それは、彼女がこれ(性差別)を正すべき問題としてではなく、女性が耐え続けなければいけない試練として取り上げたからだ。
より多くの努力をしている分だけ、女性はより輝いている。平等を求めるのでなく、自分たちの信じる価値観に「殉教」しなさい——アンはこう女性に語りかけた。
>女性たちよ、平等という幻想にとらわれるな、とでも言っているか
のようだった。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2012/08/post-2666.php

障がい者/差別 映画紹介「最強のふたり」



少し涼しくなったので少しペースを取り戻せそうです。

久しぶりに映画の話題を。

初日は満員で諦めざるを得ないほど巷の話題になっている
映画です。

障害者と移民、ともに差別の対象になっている者同士の話。
実話を元に作られた物語で映画として良くできています。
介護の現場での下の世話、障害者のセックスなど話題も豊富。

差別を受ける人がいるからこのような映画が出来、健常者の
エンターテインメントになる、という矛盾を感じながらも見入って
しまいました。

「最強の二人」というタイトルがどうしてつけられたのか分かりません。
原題は「アンタッチャブル」だし、そもそもの本の題名は
「第二の風?」だったようですし。

観て頂きたいので内容は書きません。

http://saikyo-2.gaga.ne.jp/

在日ブラジル人関係データ



グラフや表を掲載するのに先日過渡的にホームページを作りましたが
タダとはいえ、十分に使えそうです。

今回は、
2006年~2011年の県別登録ブラジル人数推移表

各種学校一覧(ブラジル人学校)
も掲載してみました。

http://tspublic.jimdo.com/データ/各種学校一覧-ブラジル人学校/

http://tspublic.jimdo.com/データ/県別登録ブラジル人数/

  上位30都道府県です。長野県の落ち込みが目立ちます。

柴崎