外国人の参政権は重い問題です。
>スイスの人口約800万人のうち、180万人が外国人居住者だ。外国人居住者は、政策決定の過程からほとんど閉め出されている。外国人居住者に投票権が与えられていないことは、民主主義の正当性を揺るがす問題だ、と移民問題専門家のジャンニ・ダマト氏は語る。
フランス語圏とドイツ語・イタリア語圏では考え方が異なるようです。
>フランス語圏では、政治に関わることがスイス生活に溶け込むための前提だと見なされており、五つの州で外国人居住者の投票権が認められている。それに対してスイスのドイツ語圏とイタリア語圏では、まず先に外国人居住者がスイス生活に溶け込むべきで、政治に関わる権利を外国人居住者に与えるかどうかはその後の様子を見てからにしよう、という考え方だ。
確かに企業から派遣された場合には
>投票権がなくても、もちろん快適に生活できる。ある人にとっては家族を養えるいい仕事に就くことの方が、地元の問題に関わるより大事かもしれない。同様に、政治や公の問題にあまり興味のないスイス人もたくさんいる。
に当てはまると思いますし、自分の経験でもそうでした。
>しかし投票権の問題には象徴的な要素も含まれている。参加する、意見を言うということは、その人の存在を認め、その人が意見を述べてもよいのだということを認め、様々な立場を取ることができると認めることでもある。民主主義では、政治的権利を持って初めて完全に認められたことになるのだ。
ということも重要なポイントかも知れません。
確かにドイツ在住の10年間は緑の党の躍進に関心は
確かにドイツ在住の10年間は緑の党の躍進に関心は
持っていても政治に参画する余裕もありませんでした。
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=33143870
0 件のコメント:
コメントを投稿