神奈川新聞の記事です。
>ドキュメンタリー映画「孤独なツバメたち」の中村真夕監督、
>日系人青年について研究する津村公博・浜松学院大学教授も
参加されたとのこと。
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「出稼ぎで来日した日系ブラジル人の子どもたちが、日本での生活の実情などを語り合うシンポジウムが19日、横浜市中区の国際協力機構(JICA)横浜・海外移住資料館で行われた。社会情勢に翻弄(ほんろう)されながらも、たくましく生きる青年たちが、苦労や将来の夢などの"本音"を明かした。
ブラジルには1908年以降に移民した日本人とその子孫の日系人約150万人が暮らしている。一方、90年代以降は逆に、多くの日系人が収入目的の「デカセギ」で来日。その子どもたちの大半はブラジル国籍で親に就学義務がないため、「中学を中退して働く」といったケースも起きているという。こうした実情を知ってもらおうとJICAが初めて開催した。
シンポジウムには「デカセギ」の子どもたちの実態に迫ったドキュメンタリー映画「孤独なツバメたち」の中村真夕監督、日系人青年について研究する津村公博・浜松学院大学教授らも参加した。
幼いころに来日したパブロ・ナダヨシ・ロリンさんは「ブラジルにいたら大学に行けたかもしれないが、親が後々の生活を考えて日本に来た。だから責める気にはならない。家族が大切だから」と話した。
ウィリアン・ヤビクさんは「親がデカセギである以上、自分も働かなければならない現実はあるが、夢もある。頑張るしかない」とも打ち明けた。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1205200010/
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