川崎フロンターレに所属していて、現在はドイツ・ブンデスリーガ2部でプレイするサッカー選手・鄭大世の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『TESE』が11月に公開されるそうです。
身内が外国人と結婚し、国外で生活している身にとって考えさせられるテーマです。
「「自身の境遇について「韓国に行っても、北朝鮮に行っても日本人扱い。だが日本で暮らしていても、日本人扱いでもない。故郷はいっぱいあるが、ホームがない……
鄭は、日本・名古屋生まれ。父親は在日韓国人2世だったが、本人は朝鮮学校で教育を受けてきたため、祖国を北朝鮮と見なしており、ナショナルチームは北朝鮮代表を選んだ。韓国が鄭の北朝鮮国籍取得を拒否したため、当初は北朝鮮代表入りは厳しいとみられていたが、関係各所への交渉の結果、現在はFIFAに認められる形で北朝鮮代表に参加している。だが、そのような複雑な境遇故に、鄭は孤独感にさいなまれることも多かったという。
作中、「サッカー」を通して描かれる葛藤(かっとう)は一人の若者が背負うにはあまりにも大きいもの。サッカー選手として高みを目指し続ける一方で、自らの祖国を探さなくてはいけなかった鄭の姿は、観ているこちらの胸が締めつけられるほどだ。」
http://www.cinematoday.jp/page/N0036298
先日も取り上げた下記の記事と対極にあるような気がしました。
■ラグビー日本代表入りの外国人選手に違和感
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20110913/spo1109130831001-n1.htm
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