2011/10/19

失業 : 再教育に望みを託す米国の失業者 + 深刻化する若年失業:取り残されて

時間があまりなくURLだけご案内します。
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両方とも失業に関してで、先ほどのギリシャの話に続きます。
1.再教育に望みを託す米国の失業者(Financial Times)
この中で
「コンピューターに奪われる仕事」はその通りだと思います。
入社当時のホワイトカラーのそろばんと消しゴムを使った作表作業は一日かかったのが、今は数秒のしごと「法律事務所では、技術の進歩によってパラリーガル(弁護士補助員)を減らすことも可能になっている。遺言状作成のような基本的な業務のためのソフトウエアパッケージを使えば、弁護士が簡単に書類の空白を埋められるからだ。「技術が多くの雇用に取って代わっている」とバーネット氏。
絶えず技術が進歩しているということは、1年以上失業している人(米国には推定450万人いる)が、自分の技能が時代遅れになっていることに気付くということだ。「彼らが市場に戻るのは難しい」と人材派遣コンサルティング会社NESグローバルの地区総支配人デーン・フルーネフェルド氏は言う。」
日本で長年、単純な作業を続けていたひとは
ブラジルで復帰できなかったり、不就学時期が
長いこどもは復学が難しかったり・・失業を
含め空白は恐ろしい。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/26026
2.深刻化する若年失業:取り残されて
(Economist)
ここでは失業者によるコストの増大を取り上げていますが
移住にも触れています。
「しかし失業者が若い場合には、失業の間接コストが増大すると思われる。その1つに国外への移住が挙げられる。大志を持ちながらも、自国では見通しが立たない若者はしばしば、扶養家族のいる中高年よりもあっさりと他国に雇用機会を求める。
若年失業率が27%に達するポルトガルでは、18〜30歳の約4割が雇用を理由とした国外移住を考えると話している。
イタリアのような国では、止まらない頭脳流出は、気が滅入るような経済停滞の症状だ。
若年労働者の失望感が2005年以降爆発しているアイルランドでは、同じ期間に国外移住者が倍増しており、20〜35歳がそのほとんどを占めていた。」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/22934

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