2011/10/14

ブータン:幸せな国の「イケメン王」は「アジアで最も結婚したい男性」

物質的な豊かさではなく、心の充実「国民総幸福量(GNH)」を掲げている、ヒマラヤの小国ブータンでは13日に「イケメン君主」の結婚式が挙げられました。
若いこと、おめでたいことは良いことです。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111013/asi11101323080004-n1.htm
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111013/t10013243261000.html
*国民総幸福量(GNH = Gross National Happiness)
金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考え
ところが、
■近代化の波
昨日のNHK(だったと思います)の報道ではインターネットが解禁され、情報が入ってくると近代生活にあこがれる若者が増え、物質主義に走り始め最近、ブータン最初のエスカレーターが設置されたショッピングモールが出来たとのこと。
しかも急速な近代化で格差社会が生まれているし、就職難も広がっているようです。
金銭的・物質的豊かさが真の豊かさに繋がらないと思うのは一度経験しなければわからないのでしょうね。
中東のジャスミン革命では民主化(どうなるかは分かりませんが取り敢えずそう言います)に役立ったネット経由の情報ですが、折角インターネットが使えるならワシントンでのデモの「背景」も勉強すればよいのに。
この国がどう進むか(発展という言葉は合わないかも知れませんね)西欧諸国と同じ轍を踏まないように、と祈ります。
■ネパール系住民
もう一つブータンで重要なのは、ネパール系住民の扱いです。
かれらはは民族衣装の義務化やネパール語の禁止などの政策により国外避難を余儀なく数万人がネパール東部の難民キャンプに暮らしています。
このことも忘れてはいけない事実です。
■ブータンの連続爆発で犯行声明、国王の結婚式を前に
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2834273/7908288

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