2011/12/14

仏国/外国人参政権 : 外国人への選挙権付与法案、上院で採択に

在フランス商工会議所のページから
「下院で保守勢力が過半数を握る限り、法案が可決成立する可能性はないが」
とのことですが、日本は「選挙権と国籍の分離」をどうすべきでしょうか。
「上院で8日、地方選挙での選挙権を欧州連合(EU)域外からの外国人に付与する内容の法案が審議された。賛成173、反対166で採択された。この法案は、先の選挙で上院にて過半数を握った野党の社会党が議員立法の形で提出した。政府 はこの法案に強く反対、フィヨン首相自らが審議に出席して反対意見を表明するなど、激しい議論が展開された。首相は、社会党の提案を、外国人コミュニティ の票を獲得することを狙った策略だと指弾した上で、選挙権と国籍を分離することは、国籍を貶めることに他ならず、選挙権を得たいなら外国人が自ら統合に努力をして国籍を取得すればよいとの趣旨の発言を行った。下院で保守勢力が過半数を握る限り、法案が可決成立する可能性はないが、社会党はこの問題で保守陣営との立場の違いを明確に打ち出すことを選んだ。対する保守陣営は、極右の国民戦線(FN)の伸張もあり、極右政党に流れる票をつなぎ止めるべく、タカ派 の姿勢を打ち出す方向を強めている。」
http://www.ccijf.asso.fr/ccijf/ja/news-france-hebdo/548-actu-france-2011-12-09-02

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