中日新聞の特集「働き方の行方」にあった日系ブラジル人の記事です。
「稼げぬデカセギ。「デカセギの魅力はもうない」
大震災後にプツリと切れていた求人が、6月末から戻ってきた。しかし、「頼まれても紹介できるほどの人がいない」。
日本に住むブラジル人は減少の一途をたどっている。
リーマン・ショックこれに、東日本大震災と福島第一原発の事故が追い打ちをかけて、ブラジル人が次々と日本を離れている。
(静岡)県西部地域しんきん経済研究所の間淵公彦主席研究員は、「20年前はブラジルと日本の経済格差が大きく、出稼ぎのメリットがあった。日本に仕事がなくなれば、減っていくのは仕方がない」と話す。
この20年間、「3K」(危険、汚い、きつい)と言われる仕事を懸命にこなし、製造業の一翼を担ってきたブラジル人。「デカセギ」の魅力が薄まっていくにつれて、ブラジルにはない「生活保護」を頼って、労働意欲を失う人も増える傾向にある。
企業が「安価で便利な労働力」としてブラジル人に頼れる時間も、長くは続かないかもしれない。」
http://p.tl/jCIx
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