出張から帰り、しばらくぶりにスイスのニュースを読みました。
こんな幸せもある・・・ということで;参考まで
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往々にして「良い高校、良い大学、良い就職、幸せ・・」と考えがちだし、教育現場では無責任なことは言えないと思いますがスイスのように
>中学卒業後、職業訓練の道に進む若者は7割と10代の若者の大半を占め、その数は安定している。
という国もあります。
>「この仕事が好きなのは、人助けができるから」。ベルンの旧市街地にある眼鏡店で見習いをしているタニヤ・ゲーリガーさん(17)は目を輝かせて言う。
確かに給与の差はありますが、社会でしっかり生きていける。
>給料はどんな教育レベルを終了したかで違ってくるものの、連邦統計局2008年の発表では、職業訓練を終了した人の給料は全国平均で月5418フラン(約47万円)、応用科学大学卒業者の平均は月7684フラン(約66万円)と高い(ちなみに、連邦および州立大学卒業者の給料平均は月8132フラン/約70万円)。
スイス社会福祉会議(SKOS/CSIAS)発表のスイスの貧困ラインが月約2400フラン(約21万円)であることを考えれば、職業訓練を終了するだけでも社会でしっかり生きていけるだけの給料がもらえることが分かる。
それを支えるシステムもしっかりしているようです。
社会全体の考え方の差ですね。
>すでに中学1年のときから、学校が性格診断や適性診断などを積極的に行ってきた。各州にある職業情報センターから職員が週に1度、学校を訪問し、職種を生徒に紹介したり、生徒たちの進路相談を引き受けたりした。「数学が好きだったし、自分が眼鏡をかけているということもあって、この道を選んだ。だけど、職業情報センターのアドバイスも進路決定に役立った」
> 企業側もスイスの職業訓練制度を評価している。眼鏡店ハインツェルマンの店長代理ルーカス・ツアブーヒェンさんは次のように語る。「若い子が来てくれると、それだけで職場の雰囲気がガラっと変わる。確かに、見習い期間の最初の2年間は、会社として経費が余計にかかるが、3年、4年目になってくると、大事な戦力になってくれるので、会社としても助かる」
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31399692
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