2011/03/31

原発事故を機に「無関心層」が動き始めた(少し長くなりました)

自分自身のことを振り返ると、
阪神淡路大震災では多くの建物、高速道路を破壊した
震度7(加速度400ガル以上)の揺れを超えて
600−800ガルであったことから、震度ばかりに
目を向けて、津波のことは全く考えていませんでした。
今回多くのことを学びつつありますが、それにしては
余りに多くの犠牲を払っていることが自然に対する
無知、原発に対する知識の無さの証明となって
しまいました。

環境専門のオルタナは当然、環境保全に寄った記述になりますが、
「原発事故を機に「無関心層」が動き始めた」とのタイトルを使って
東京での反原発デモを取り上げています。

確かに、電気を使うだけ使って、その内実を知らない、自分の
ようなサイレント・マジョリティも意見を持つようになり、発言も
始めました。

今朝のNHKラジオで経済評論家の中北徹さんが
「復興とは過去に戻ることではない」
と言われていましたが、本当に学ばねばいけないと
反省の日々です。

27日のドイツのバーデン・ビュルテンベルク州議会選で
反原発の緑の党が躍進したようになるには「反原発」の意思の
受け皿となる政党が出ることが条件ですが、反原発の世の中
をイメージしたく無いというのが本当のところかも知れません。
(ちなみに投票率は66.2%でした。
日本では、先ほどの共同通信のアンケート結果と投票の傾向
が一致するか?)



オルタナの記事:

「東京・銀座で27日に開かれた反原発デモの参加者は1200人。東京はドイツの、たった200分の1という言い方もできる。
だが、「通常は30人ぐらいでこじんまりとしたものだったが、福島原発の事故を受けて、今回の参加者は40倍に膨れあがった」=ウォールストリートジャーナル日本版記事。
200分の1と40倍。そのどちらの数字も正しい。」

Alterna

東京・銀座でのデモについては毎日新聞の報道を見つけました、
他でもあるかと思いますがあまり大きくは取り上げられて
いませんでした。

毎日新聞

その理由は、ウォールストリートジャーナル日本語版によると
「この銀座のデモは、あの事故を受けたものではなく、3月8日つまり震災前に原水爆禁止日本国民会議傘下の「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」という団体が呼び掛けた毎月定例のデモだった。たまたまタイミングが福島原発の大事故と重なったために英BBCなど海外メディアが報じたが、国内メディアではほとんど取り上げられなかったのは、そのためだったようだ。
通常は30人ぐらいでこじんまりとしたものだったが、福島原発の事故を受けて、今回の参加者は40倍に膨れあがったという。参加したいという個人からの問い合わせも多かったそうだ。」

Japan Real Time

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