東北関東大地震に関する報道が多く、私を含め殆どの人の関心も
被災者の救済、原発事故の進展にあります。
一方、リビアの状況など気になるものの、その状況は当然のことながら
余り報道されていません。
移民受入れの話などどこか吹き飛んだようですが、これらはまた時間を
置いて投稿します。
昨日NHKのニュース(ラジオ+テレビ)などに接して反省したことを
1・原発を設計された元日立製作所の林さん(だったと思います)の
話では「設計通りに緊急停止したものの、予想をはるかに超える
津波で発電機が動かない事態になった」とのこと。
設計したときにも津波は考えておられたようですが、それを遥かに
超えてしまったのが今回の結果ですが、人間のイマジネーションは
経験をベースにしているのでそこまで考えるのが無理だったのか・・。
気象では平年並みという言葉を使いますが、これは過去30年間
(現在では1971年〜2000年、今年から1981年〜2010年に変わる?)
に比してどうか、と言うことですから、地球創造以来46億年の間では
今言われる異常気象ですら穏やかなものでしょう。
そういえば、阪神淡路大震災の際には「活断層」のことが話題に
なったものの津波はあまり語られていなかったように思います。
一方、スマトラ沖地震津波を日本の原発と結びつけることも
出来なかったし・・。
自然について私たちは知らないことを知りました。
2.現場で頑張っている東電社員のこと
記者の質問に対し明確に答えられない対応を見ると、「東電は
何をしている」と思ってしまいますが、昨晩インタビューに答えた
若い奥さんのご主人は今も現場で命を掛けて戦っています。
「被爆も覚悟しています」と淡々と語るその姿の後ろに、防護服に
身を固め、我々のために必死で働いてくれている人の姿が見えました。
過去40年に亘り私たちに電気を送ってくれた彼らに敬意を表する必要が
あると思いました。
3.各国のニュースで「大災害にも拘わらず、整然と行動する日本人」
と驚きをもって報道されていますが(他方「これまでのバチだ」と
言うようなことを書いてバッシングにあった人間もいます)
一方では、東京のスーパーから食料品がなくなってしまうのも
事実です。どちらも日本人です。
贔屓目に考えれば、原発事故がひどくなって、外出が出来なくなった
時のことを考えているとか、最近は独身者も多く、買いだめをしていない
ので慌てている、とも取れますが、画像では巣鴨のお地蔵様に
お参りに来る様な年代の人が多いようで。
余り、現場の方を聖人君子のようにしてしまうとかえって本当の自分を
出せずストレスが溜まってしまうようですのでこれも程々が良いかと
思いました。
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