7月23日(土)、浜松市で開催された「在住外国人サミットin浜松」のレポートが中日新聞に出ました。
(リベラ・ルイスさんはペルー人のはずです。)
これまで、いわゆる「オールドカマー」の人たちの集まりはありましたが、南米からのニューカマーのこの種の組織は少ないようで貴重な活動です。
今後も頑張って頂きたいと思います。
中日新聞には記載がありませんでしたが、最後に教育、労働、福祉、医療、防災それぞれのテーマについての意思表明が「浜松宣言」という形で発表されました。
(WEBにでも掲載されれば追ってご案内します)その浜松宣言の「はじめに」から:
今回のサミットは「在住外国人が来日から現在までの自らの生活を振り返り、いま自分たちが抱えている課題とその解決方法に付いて協議し、将来のために浜松市民として自分たちに何が出来るのかを発表すること」が目的。
パネリストから異口同音に言われたのは
「生活設計をしっかり」
「日本語を習得すべき」
「情報は自分で取る努力力を」。
現在日本に居られる方々の実情を見ると、来日前の教育環境、現在おかれている状況から、それが出来ない人々が多く存在することも事実で、すべての人がそれが出来る状況にあるとはいえません。
宣言に盛り込まれた内容を具現化するには、その状況になれない人たちをどのようにカバーするかが必要で、行政・企業の更なる支援が不可欠であると再認識しました。
尚、中島イルマさんからの「介護保険で通訳の費用もカバーして欲しい」という要求はもっともであるし、これからさらに外国人の方々の高齢化が進む中で早めに手をつけるべきことだと思いました。
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「浜松市などで暮らす外国人が抱える課題や解決策などを考える「在住外国人サミットin浜松」が23日、浜松市中区のアクトシティ浜松コングレスセンターで開かれた。ブラジル国籍の会社員や大学生が生活体験を発表したほか、教育や福祉などの現状を協議するパネルディスカッションもあった。
小中学校で学習支援など行うブラジル人の母親らでつくる「将来のための種」(椎木マリナ代表)が、浜松市制100周年記念事業の委託を受けて開催。市内外の外国人や支援グループの担当者ら300人が駆けつけた。
体験発表では、11年前にブラジルから浜松市に移住したリベラ・ルイスさん(33)=浜北区東美薗=が、結婚や自動車部品メーカーの正社員に採用されるまでを紹介。「日本に来た頃はあいさつも分からなかった」と、言葉の壁を強調した。
静岡文化芸術大学4年の金城ジゼレさん=東区有玉台=も言葉の壁に悩んだが、両親や教師らの応援に支えられたと説明。」
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110724/CK2011072402000122.html
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