今月の初め「100,000年後の安全」という映画の話を書いたときに人類が経験したことの無い10万年という年月をベースとした廃棄物処理議論のむなしさと同時に、逆に余命2ヶ月の男性が「(死ぬ前に)自分の周りを整理」を描いた映画ビューティフル(BIUTIFUL)をご紹介しました。
このタイミングにもう一本余命数ヶ月の父親の話の映画が上映されています。「海洋天堂」です。
あのカンフーのスーパースター、ジェット・リーが自閉症の息子を必死で育てようとする平凡な父親を演じています。
廃棄物の毒性がなくなるのに10万年掛かるといわれている原子力エネルギー。
その恩恵?をいま享受し、廃棄物は処理せずに後世に託すということを選択している現代人の生き方に対して、短期間でも何とかベストを尽くして必死に生きて行くことをぶつけられているように思います。
このような映画が「100,000年後の安全」、「セヴァンの地球のなおし方」と同時に上映されていることに因縁を感じます。
この映画の最後に「平凡にして偉大なるすべての父と母へ捧げる」とあります。
「海洋天堂」
http://www.kaiyoutendo.com/
しつこいですが映画のURLをご案内します。
「BIUTIFUL」
http://biutiful.jp/index.html
「100,000年後の安全」
http://www.uplink.co.jp/100000/
「セヴァンの地球のなおし方」
http://www.uplink.co.jp/severn/
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