フジサンケイ ビジネスアイ 7月21日(木)8時15分配信
三井物産は20日、サトウキビからプラスチックなどを生産する世界最大級の植物樹脂工場を米化学大手ダウ・ケミカルと合弁でブラジルに建設すると発表した。植物樹脂は石油化学樹脂と比べて環境負荷が少ない素材として伸長が期待されているうえ、原油の高騰もあって石油化学樹脂から植物樹脂への移行が今後加速すると判断した。
三井物産は、ダウが全額出資しているブラジルの事業会社「SVAA」(ミナスジェライス州サンタビトリア市)の増資を引き受け、発行済み株式の50%を取得する。投資額は約2億ドル(約160億円)。SVAAは、サトウキビ農園の運営からバイオエタノールやバイオポリエチレンなど植物化学品の生産までを一貫して手がける。
2013年にはバイオエタノール工場を建設。さらに15年には、SVAAで生産したバイオエタノールを原料に年産能力35万トンの植物樹脂工場を稼働させ、南米や北米に生産拠点を持つ日系の電機・自動車メーカーなどに売り込む考えだ。総事業費は未定で、今後詰めるとしている。
三井物産は、ダウが全額出資しているブラジルの事業会社「SVAA」(ミナスジェライス州サンタビトリア市)の増資を引き受け、発行済み株式の50%を取得する。投資額は約2億ドル(約160億円)。SVAAは、サトウキビ農園の運営からバイオエタノールやバイオポリエチレンなど植物化学品の生産までを一貫して手がける。
2013年にはバイオエタノール工場を建設。さらに15年には、SVAAで生産したバイオエタノールを原料に年産能力35万トンの植物樹脂工場を稼働させ、南米や北米に生産拠点を持つ日系の電機・自動車メーカーなどに売り込む考えだ。総事業費は未定で、今後詰めるとしている。
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