2012/06/18

浜松 : 踊り、遊びで異文化交流、沼津 : 日本人ボランティアから日本語を学ぶ親子



静岡から多文化共生に関する話題を二つ。
市外国人学習支援センターの地域との関係もますます
良くなっているようです。

◆浜松で農作物の収穫祝う

伝統の踊りクワドリーリャを楽しむ参加者=浜松市西区雄踏町の市外国人学習支援センターで
トウモロコシなど農作物の収穫を祝うブラジルの六月の祭り「フェスタ・ジュニーナ」が十七日、浜松市西区雄踏町の市外国人学習支援センターであった。伝統のダンスを踊り、参加した百二十人の市民らに笑顔が広がった。
多文化体験講座の一環として、同センターが初めて企画。外国人を支援する日系ブラジル人の女性グループ「セメンチ パラ オ フトゥーロ」が協力した。
参加者らは、麦わら帽子など農家風の衣装で陽気な音楽に合わせて男女ペアで踊る「クワドリーリャ」のほか、トウモロコシの粉を使ったケーキなどブラジルの食も楽しんだ。
セメンチの金城・カチア・弘美さん(35)は「地元の人にもっとブラジルの文化を知ってもらえれば」と話していた。

◆沼津で親子が日本語学ぶ 
日本人ボランティアから日本語を学ぶ親子=沼津市立図書館で

外国人の親子を対象にした日本語教室が十七日、沼津市内の二会場で始まり、計十九人が参加した。親子そろっての教室は、同市では初めて。
市立図書館の会場では、フィリピン人の母親が「おなかが痛い」「熱がある」など病院で使う表現を練習。その横で、小学生の娘が日本人としりとりを楽しんだ。
同市はこれまで成人向けの日本語教室を開いてきたが、より参加者を増やすために親子教室を企画した。地元の日本人ボランティアとの交流の場としても期待している。
開催日は、市立図書館と原地区センターが毎月第一、第三日曜で、市営今沢住宅集会所が第二、第四日曜。
問い合わせは沼津市市民協働課=電055(934)4717=へ。

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120618/CK2012061802000032.html

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