こちらはスイスの話
「スイスのビドマーシュルンプフ大統領は12日、ジュネーブ市内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故後に決定した脱原発方針について、「(事故を受け感情的に)即断したのではなく、多くの分析を行った」と述べ、原発廃止に伴う経済への影響などを精査した上での熟慮の決断だったと強調した。
大統領は「原発抜きで経済成長を実現することが重要だ」と強調。「スイスは再生可能エネルギーで大きな潜在力を持っている」と述べ、水力や太陽光発電など、今後は自然エネルギーの開発に力を入れる考えを示した。」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012011300016
■脱原発から再生可能エネルギーへ
スイスも再生可能エネルギーへ
「「諸政策の決定を待つ間にも具体的計画を実行に移すべきだ。待っている時間はない」と訴える。
理論から実践へ
エネルギー政策に関し政府や議会が大議論を展開している間に、幾つかの市町村は独自に具体的な行動に出ている。
グラウビュンデン州イグリスは、昨年11月にスイスで初めて街灯をLED(発光ダイオード)に切り替えた。これで電力が従来よりも60%節約できる。また、ティチーノ州メンドリージオ市は、スマートグリッド(次世代送電網)をパイロットケースとして実行。ジュネーブ市は、多目的の大会場パレクスポ(Palexpo)の屋根にソーラーパネルを設置した。これは、スイスで最大の太陽光発電所になっている。
「(原発の発電量の)約40%の電力を原発なしで生産することは困難なことではない。太陽光、風力、水力でスイスのエネルギーは十分保障される」とシュヴァレー氏は断言する。その楽観性は、恐らく、2011年の総選挙でシュヴァレー氏が属する自由緑の党が9議席を新たに獲得し、15、6人の原発反対を唱える議員たちとともに歩んでいるからだろう。」
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31887110
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