「プチ・パリ」とも呼ばれてきた東京・神楽坂の様子です。
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「東京電力福島第一原発事故の発生からまもなく半年。事故後、いち早く出国避難したフランス人の多くは、いまだ日本に戻っていない
神楽坂はフランス語の語学学校もあり、在日フランス人が多く住む。フレンチレストランが約五十軒ひしめき、いつからかプチ・パリの別名がついた。
老舗フランス図書専門店『欧明社』は例年なら九月の新学期に合わせ、近くのフランス人学校初等部の父母らでにぎわう。しかし、今年は学年によっては半数以上が戻らず、買い手のない教材が残っている。
カトリーヌ・ブリックスさん(43)の話
「チェルノブイリ事故直後に当時の仏政府は公式に安全宣言を出した。しかし、その後、国内で甲状腺疾患などが多発した。私たちは情報に不安があるのです」
昨年からパリで客員研究員を務める北海道大の吉田徹准教授(36)も、フランス国内の反応について「チェルノブイリ事故後の情報操作もあって、その記憶が疑心暗鬼を生み、それが集団感染したように見える。フランス人は家族の絆が強く、日本滞在を心配する家族の声が影響していると思う」と分析する。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011090802000184.html
そういえば
■機能不全、東京の独大使館…原発事故後空席10
という記事もありました。
「在東京のドイツ大使館(東京都港区)で約10のポストが空席となっており、業務にも支障を来していることが4日分かった。
独外務省職員が福島第一原子力発電所事故による放射能汚染を懸念する余りに、日本への赴任を希望しないためだ。」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110904-OYT1T00778.htm
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