このタイトルが気になって読みました。
ラグビーは
「サッカーに比べてわかりにくいのは、国籍は問わない「所属協会主義」をとっていることだ。他国の代表歴がなく、その国に3年間居住していれば代表になれる。」
と言うことだそうです。
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20110913/spo1109130831001-n1.htm
この著者の気持ちは「純粋な」日本人集団を求めているのでしょう。
しかし、何を以て日本人とするのでしょうか。
日本人に帰化した人もいますし、逆に長い間国外に住んで日本の習慣も忘れてしまった人もいます。
1998年のサッカーワールドカップでのフランスチームを覚えておられますか?
アルジェリア出身のジダンが主将を務め、移民の選手が大勢いる複雑なチームを優勝に導き「寛容の国、多文化融和の国」と称えられました。
(それが2010年の南ア大会ではバラバラとなり国内外から非難を浴びましたが・・)
読売巨人軍でも今では外国人がいなければ勝てない。
篠田健一氏(国立科学博物館)によると日本人のDNAを調べればモンゴル・南方・北方の血が混じっているのが日本ですし・・。移民の国、アメリカはもっと複雑。
日本人の英雄、室伏選手も母方のルーマニア系の血が、また、プロ野球のNo.1投手ダルビッシュもイラン人の血が入っているし・・
「純粋」などと言っている時代ではないと思うのですが。
単なるスポーツの記事でしたがこんなことを思いました。
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