2011/04/12

ブラジル・中国の動き


日本が東日本大震災に立ち向かっている間も世界は動いています。
ブラジルと中国の話を:
ブラジル・ルセフ大統領は5日の日程で中国を訪問していて、13日も
他の中国当局者と会談した後、14日には中国の海南省で開かれる
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)
首脳会議に出席するとのことです。
日本への見舞いはなさそう・・・。
1)ブラジルのルセフ大統領と中国の胡主席が会談
「ルセフ大統領は当初、不当な人民元安がブラジル製造業の競争力を阻害しているとの国内の不満に配慮し、人民元問題を議題に取り上げる意向を示唆していた。しかし、ピメンテル開発・工業・貿易相は記者団に対し「(人民元の問題は)協議されなかった」と言明した。
元の大幅切り上げを求める国際的な圧力に反発している中国にとっては、勝利となった格好だが、ルセフ大統領は代わりに、ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルによる中型商業用ジェット機35機受注など、中国と大規模な商談を成立させたほか、10億ドル相当の対ブラジル投資案件で合意を取り付けた。」Reuters

2)中国工商銀行、ブラジルに拠点開設へ
「時価総額で世界最大の銀行である中国工商銀行(ICBC)はブラジルに拠点を開設する。初期資本は1億ドル。
ブラジル中央銀行の発表によると、ICBC・ド・ブラジル・バンコ・ムルティプロはサンパウロを拠点に、主に商業銀行および投資業務を扱う。
2000年に20億ドル余りだった中国─ブラジル間の貿易額は、2010年には562億ドルに急増。中国は米国を抜いて、ブラジルの主要貿易相手国となった」
朝日新聞

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