難民として苦労されたミャンマーの方々が東北まで行って
支援活動をしています。
「在日ミャンマー(ビルマ)人有志15人は9日、陸前高田市矢作町の下矢作コミュニティーセンターでミャンマー料理の炊き出しを行った。避難者は独特の香りがする異国の味に驚きながらも、元気づけられた。
提供した料理は、チャタアルヒン(鶏肉、ニンジン、ダイコン、ジャガイモ入りスープカレー)やチョウヒン(ゆで卵のトマト炒め)、プチケーキなど6品。300食分を用意して避難者に振る舞った。スープカレーのチャタアルヒンは人気で、多くの人がお代わりをしていた。
東京でミャンマー料理のレストランを経営するチョーチョーソーさん(47)は「ミャンマー料理はタマネギ、ニンジン、ショウガを使う。日本人も好む味だ。普段食べたことのない料理を食べて元気を出してほしい」と願った。
避難所生活を続ける村上天朗君(高田・一中1年)は「本場のカレーの味にびっくり。鶏肉が軟らかくておいしかった」と満足顔で、村上節子さん(64)は「まさかミャンマー料理を食べることができるなんて思わなかった」と喜んだ。
被災地訪問に協力したNPO法人APFSの加藤丈太郎代表理事は「今回は15人の来訪となったが、参加希望者が50人いる。料理のほかにも清掃活動などで協力したい」と支援の継続を誓った。」
岩手日報
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