2011/02/20

BBCドキュメンタリー「中国人が来た!」、海外での中国人の行動をあからさまに批判―中国紙

18日、中国紙は、このほど英BBCで放映されたドキュメンタリー・シリーズが、海外における中国人のイメージを著しく損ねているとしてBBCを非難した。写真はリオデジャネイロの貧民街。


2011年2月18日、環球時報は、このほど英BBCで放映されたドキュメンタリー・シリーズが、海外における中国人のイメージを著しく損ねているとしてBBCを非難した。 

BBC製作のそのドキュメンタリーは「中国人が来た!(The Chinese are coming)」。経済成長著しいBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)にレポーターを派遣し、中国人による投資状況や移民した中国人の生活などを紹介するという番組だ。だが記事によると、「中国人による原材料の買い占め」「現地経済と環境を無視(した投資)」などの調子で中国を批判する内容となっているという。 

同シリーズは午後8時のゴールデンタイムに放映される。放映済みの第1回と第2回は、ブラジル・リオデジャネイロの鉱山などで、中国人が現地の有力者と結託し鉱物資源を大量に買い叩き、無秩序な採掘で環境を破壊、安価な中国人出稼ぎ労働者を使って競争し現地同業他社の経営を逼迫(ひっぱく)させている、などと中国を批判。十数人の女性従業員に裁縫をさせ、細々と商いを続けてきた服飾店の女性経営者は番組の中で、「3年前に中国人が来てから同業者の多くが店をたたんだ」と話した。(翻訳・編集/津野尾)
Source: Record China

0 件のコメント:

コメントを投稿