全米日系人博物館で開かれた集会で講演するノーマン・ミネタ元運輸長官 =19日、ロサンゼルス(共同) |
テロ発生時の運輸長官だったノーマン・ミネタ氏が基調講演。旧日本軍による真珠湾攻撃など、国が激しい攻撃を受けた後に「政府や社会が対応を誤ればひどいことが起きる。私たちは(そのことを)知っている」と述べ、自分が少年時代に収容された経験を紹介。テロリストとイスラム教徒を決して同一視しないよう冷静な対応を呼び掛けた。
集会には日系人グループのほか、在米イスラム教徒団体の幹部や高校生ら計約300人が参加。収容された人々のために黙とうし「歴史に学ぶことで、あらゆる文化や民族、宗教が尊重される社会が実現する」などとする「決議」を採択した。
ルーズベルト元米大統領は1942年2月19日、日系米国人の強制収容を可能にする大統領令に署名。同博物館などはこの日を「追憶の日」として、毎年イベントを開催している。
Source: 47News 2011/02/20 16:00
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