2011/05/14

独で150万部売上、教材にもなった原発小説

原爆問題を扱った小説として日本では井伏鱒二の「黒い雨」
Nevil Shute(ネヴィル シュート)のOn the Beach(渚にて)が有名ですが、「ドイツやベルギーの多くの学校では、原発問題を扱った小説『ディ ヴォルケ』が国語教材として採用されている。」とのことですが、知りませんでした。
上記二つが核爆弾、核戦争を扱ったのに対してこれは原子力発電所事故を扱った点で異なっているようです。
小学館文庫にあるようなので探して読みたいと思います。
日本でも安全神話を聞かせるだけでなく小学校からこのようなことを学ばせることは必要だと思います。
それが、もしかしたら、福島事故の翌日にドイツで25万人もの反原発デモが起こった理由かも知れませんね。
因みに『ディ ヴォルケ』はDie Wolkeで「雲」。
http://www.alterna.co.jp/5620

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