2012/10/28

スイス/教育 : 複数学年を1クラスに 複式学級の利点


ちょっと前の記事ですが気になっていたので。

ブラジル人学校を回ると、生徒数の激減から教師も削減され
複数学年を1クラスにしている学校が多く見られます。
これでは適正な教育が施されないのではないかと思ったのですが
複式学級は「それなりのやり方」をやれば利点もあるようです。

今のブラジル人学校の状況をそのまま認めるとい話ではありませんが
ステレオタイプでものを観てはいけないということですね。

僻地でも閉校・統合するだけでなく複式学級も良いかも。
年少者の人口減を考えると日本でも複式学級の研究も真剣に
進める必要があるのでは。

http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=33685888&rss=true

文科省 : 外国語教育における「CAN-DO リスト」の形での学習到達目標設定に関する検討会議(第4回)の開催


今週末から始まるカエルプロジェクトの準備で傍聴した会議のレポート
も出せませんでしたが来週「CAN-DO」に関する会議がありますので
ご案内と同時に少し書きます。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/10/1327143.htm

素人なりに感じたのは、ここの議論で重要なことは
1。CAN-DOの達成目標を作ることは、その指導方法も当然問われる。
つまり教師の力量の問題に戻ってくるということ。教師の意識改革に
つながる。
2。CAN-DOで目標を作り、それでシラバスを作る。本来ならそれから
教科書を作るのが本筋だが現在の教科書作成、選定はその逆になっている。
*今回、オブザーバーで参加しているのが教科書会社ではなく、テスト
を作る会社なのはその点が十分理解されていないのではないか。
今後具体的に現場ではどう対応するのか。

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日本語教育にも参考になる点があるのでどなたか傍聴されると良いと
思いますが。

これまでの配布資料

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/092/giji_list/index.htm

現場の労作が多く配布されていますので日本語・教育関係者の方が一度目を通され
ては如何でしょう。


カエルプロジェクトセミナー2012



今年もブラジルから中川郷子博士を招聘して教育問題を
話し合うカエルプロジェクトセミナーが開催されます。
2009年から「カエルプロジェクトセミナー」と言う名前で
進めてきましたのでこのタイトルを使いますが、帰国する
子どもたちだけでなく国内にとどまる子供たちの教育の
問題に関しても意見交換をしますので、是非保護者の
方々に声を掛けてください。
また、ポルトガル語で開催される会場では一部では
同時通訳、一部ではバイリンガルの通訳者が席の
近くで簡易通訳を行いますので日本人の方々も是非
ご参加ください。

スケジュールその他は下記のURLを参照頂き、詳細は
連絡先にご照会下さい。

http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/

スケジュール
http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/カエル-スケジュール-日本語/

http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/kaeru-programar/




FQAと「帰国を前に」もWEBに載せました。
関係者の方にご案内ください。
無料のWEBなので多少重い感じはありますが・・。

日本語:
http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/fqa-日本語/
http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/帰国の前に/
ポルトガル語:
http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/prf-portugués/
http://tspublic.jimdo.com/カエルプロジェクト2012/antes-de-voltar-ao-brasil/