2012/07/29

エネルギー : 映画『第4の革命』フェヒナー監督とのディスカッション


昨晩のサッカーを観て、積極的防御の姿勢、中盤で守備側が仕掛けること
が勝利に繋がったと思いました。つまり、「待ちの姿勢」ではいけないと。
後半は相手に対するプレスが弱くなって自由に持たせ過ぎましたが
ともかく素晴らしい勝利でした。
エネルギー問題も「待ち」ではなく積極的に。
エネルギー問題を取り上げたドイツ映画「第4の革命」の監督
フェヒナー氏が来日し監督トークが開催されますが、明日(7月28日)は
満員のようです。
それで追加イベントがあるとのこと。
関心のある方は是非TRYしてください。
・・・・・・・・・・・・・
映画『第4の革命』フェヒナー監督との対話イベント
【日時】 2012年7月29日(日)10:00~11:20(開場:9:45)
【会場】 JICA地球ひろば 3階 301号室(東京都渋谷区広尾4-2-24)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分
※受付で記名して直接301号室までお越しください。
【参加費】 一般2,000円  大学生以下1,000円 ※要申し込み
【募集人数】50名
【主催】 ユナイテッドピープル
http://alternas.jp/uncategorized/2012/07/21863.html

2012/07/27

移民/スイス : 投票権がほとんどない、スイスの外国人居住者


外国人の参政権は重い問題です。
>スイスの人口約800万人のうち、180万人が外国人居住者だ。外国人居住者は、政策決定の過程からほとんど閉め出されている。外国人居住者に投票権が与えられていないことは、民主主義の正当性を揺るがす問題だ、と移民問題専門家のジャンニ・ダマト氏は語る。
フランス語圏とドイツ語・イタリア語圏では考え方が異なるようです。
>フランス語圏では、政治に関わることがスイス生活に溶け込むための前提だと見なされており、五つの州で外国人居住者の投票権が認められている。それに対してスイスのドイツ語圏とイタリア語圏では、まず先に外国人居住者がスイス生活に溶け込むべきで、政治に関わる権利を外国人居住者に与えるかどうかはその後の様子を見てからにしよう、という考え方だ。
確かに企業から派遣された場合には
>投票権がなくても、もちろん快適に生活できる。ある人にとっては家族を養えるいい仕事に就くことの方が、地元の問題に関わるより大事かもしれない。同様に、政治や公の問題にあまり興味のないスイス人もたくさんいる。
に当てはまると思いますし、自分の経験でもそうでした。
>しかし投票権の問題には象徴的な要素も含まれている。参加する、意見を言うということは、その人の存在を認め、その人が意見を述べてもよいのだということを認め、様々な立場を取ることができると認めることでもある。民主主義では、政治的権利を持って初めて完全に認められたことになるのだ。
ということも重要なポイントかも知れません。
確かにドイツ在住の10年間は緑の党の躍進に関心は
持っていても政治に参画する余裕もありませんでした。
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=33143870

法務省 : 出入国データ2012年5月

5月分の出入国管理統計統計が発表されました。
(再入)は再入国ビザでの入国・出国のことです。
ブラジルと比べフィリピンの動きが活発です。
全世界ベースでは震災直後の落ち込みからかなり
回復しています。
ブラジル  
  入国   出国
         総数 (再入)   総数 (再入)
2012年1月  4,820   3,415   3,940   2,325
2012年2月  3,193   2,008   3,368   2,076
2012年3月  4,340   2,233   4,294   2,656
2012年4月  4,703   1,828   5,118   2,410
2012年5月  4,026   2,162   3,682   1,829
1月〜5月計  21,082  11,646  20,402  11,296
フィリピン
2012年1月  22,361  18,334  13,125   8,971
2012年2月  12,282   8,291  10,872   7,494
2012年3月  16,146   9,787  19,717  15,079
2012年4月  26,075  15,862  20,726  12,489
2012年5月  19,927  12,714  17,117  10,689
1月〜5月計  96,791  64,988  81,557  54,722
全世界
2012年1月   778,492  185,647  726,634  135,148
2012年2月   620,359  121,063  644,887  129,413
2012年3月   757,766  151,545  695,974  154,230
2012年4月   861,855  130,271  897,074  142,849
2012年5月   750,070  141,022  707,596  108,584
1月〜5月計  3,768,542  729,548 3,672,165 670,224

2012/07/26

静岡県 : 災害時「外国人リーダー」を育成


自分のペースにしようと思った矢先に夏風邪をこじらせ・・
何とかこれから再スタートです。
早速、静岡からのニュース。少し前のニュースですがご覧になっていない方もおられると思いますので。
昨年末に設立されたグローバル人財サポート浜松の具体的な活動の一つです。
支援される側であった外国籍の人たちが、まず同朋への支援、そして今回のように同郷の外国人だけでなく日本人の避難も支援するような「地域のリーダー」を育てるプロジェクト
に徐々に広がりを見せています。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120724/CK2012072302000234.html

2012/07/19

ブラジル : 映画紹介 「汚れた心」


以前にもご案内しましたが、戦後のブラジルでの「勝ち組」「負け組」の話が映画となって明日から
上映されます。
明日明後日は代々木公園でブラジルフェスティバルがあり重なってしまいますが、同じ渋谷での上映ですし
18:45からの上映会もありますのでどうぞ。

教育 : 中2自殺で大津市長「無責任な教育委員会不要」

教育委員会の制度について考えたことはありませんでしたがこの市長の発言で少しこの制度のことも考えなければと思いました。

これまでいくつかの教育委員会と話をさせて頂きました。開かれた教育委員会も無いわけではありませんでしたが、概ね「壁」と話している、様な気持ちになる組織であると思うことが多いと感じていたのは私一人ではなさそうです。
>「市民に選ばれたわけではない教育委員が教育行政を担い、市長でさえ教職員人事などにかかわれない。民意を直接反映しない無責任な制度はいらない」と述べ、国に制度改革を求める意向を示した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120719-OYT1T00769.htm?from=main3

障がい者に対する「合理的配慮」(長文です)


現在霞が関では"障がい者にたいする「合理的配慮」"という言葉がキーワードの一つだと思います。
これは2006年に国連で採択され、2007年に日本が署名した「障害者の権利に関する条約」
の批准に向けた検討が本格的になった証ではないかと思います。

1)中央教育審議会初等中等教育分科会では
特別支援教育の在り方に関する特別委員会報告
「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」
を取りまとめ中です。
資料まで含めると145ページに及ぶ報告書で目を通すことすら簡単では
ありませんが、これは「共生社会の実現」のための初等中等教育に
おけるインクルーシブ教育システム構築を目指すものです。
最終版ではありませんが、途中までのものは下記で見ることができます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321927.htm
*7月13日の分科会の会議は2時間半。100~150ページクラスの報告書
の案が5件出されていましたが、時間が足りないことは明らか。
それぞれの会議で報告書作成前に十分に議論されたものとは思いますが、
これで日本の教育の将来が決まると思うと心配になりました。
また、報告書に同じ表現が繰り返し出てきておりとても分かりにくいものだと
思いました。報告書は厚きゃいい、っていうもんじゃないと思いました。

2)文部科学省ではこのほかに
「障がいのある学生の修学支援に関する検討会」
がありますし、
*次回は7月20日

3)厚生労働省では
「障害者雇用促進制度における障害者の範囲等のあり方に関する研究会」
も検討を続けてきています。
*次回は7月24日
この様に各段階ごとに検討がなされていますが、それぞれの次の段階と
の連携、最終的にはキャリア教育、就職までうまくつながれば良いと
思います。
・・・・・・・・・・・・
斜め読みであり、全ては読みこなしていないので不十分な解釈、誤解が
あり得ることも覚悟で少し書きます。
・・・・・・・・・・・・・
「合理的配慮」の実行は"「均衡を失した」又は「過度の」の負担"
との兼ね合いもあり具体的対応は難しいところがあります。
配慮については
「別表」
を是非ご覧ください。聴覚障害に対する配慮だけを追っても大まかに
分かります。
もう少し各会議の動きを見てみたいと思います。
尚、(これまで検討はされていたのでしょうが、この報告書案では
それが見えないので)「教材の確保」の項では聾話者の日本語習得
の困難性などが検討されているのかが見えない。
また、外国につながる子どもたちの教育にも通じるとことがある
ように思いました。
「教員全員が特別支援教育に関する一定の知識・技能を有していることが求められる」
「・・多様な子どものニーズに的確に応えていくためには・・・特別支援教育支援員・・等の専門家の活用を図ることにより・・」
「・・必要に応じて、外務人材の活用も行い・・・」
などという点です。
これから外国につながる子どもたちが増えてゆく傾向にあることを
踏まえると当然一部の教員だけでなく全員がその受け入れのための
知識・技能を有することが求められると思いますし、外部からの
専門家、支援員も登用しやすいことも重要だと思います。
・・・・・・・・・・・・・
その他
�参考になるもの
参考資料8「特別支援教育の現状」など
�表現がおかしいもの
A.考資料6「日、英、米の特別支援教育として特別な指導を受けている児童生徒の割合」
の3.日本、英国、米国比較
(3)のタイトルには
「特別支援教育の"恩恵"を受けている・・・」
との表現があるが"恩恵"とは不適切な表現。彼らの権利のはずでは
ないか。誰が作った資料だろう?
B.同じ霞が関でも、障害者とすべて漢字にする場合と「障がい者」と
「害」の字を外す場合があります。統一してはどうだろう。

平成24年度外務大臣表彰



平成24年度外務大臣表彰の発表がありました。
その中にブラジル・ペルー関連は下記のとおりです、ご参考まで。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/7/0712_01.html

A. 個人
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/7/pdfs/0712_01_01.pdf
1)日本とブラジルとの相互理解の促進 
松尾治   ブラジル日本移民百周年記念協会執行委員長 ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市

モリグチ・イナシオ・タダヨシ サンパウロ日伯援護協会評議員 ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市

ヨシオカ・レイメイ        社会福祉法人救済会会長 ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市

岡島博   岡島農商事有限会社代表取締役 ブラジル国パラー州カスタニヤール市

堤剛太     汎アマゾニア日伯協会事務局長 ブラジル国パラー州ベレン市

藤巻修允   ニブラ農業機械販売会社社長 ブラジル国リオデジャネイロ州ノーバフリブルゴ市

2)日本とペルーとの相互理解の促進 

カルロス・アルベルト・アキノ・ロドリゲス 国立サン・マルコス大学経済学部教授 ペルー国リマ市

テオドロ・ツハ                 ペルー日系人協会顧問 ペルー国リマ市

B.団体
ブラジリア国費留学生同窓会ーアブラエックス 日本とブラジルとの相互理解の促進 ブラジル国ブラジリア−連邦区
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/7/pdfs/0712_01_02.pdf

オルタナティブ教育法(仮称)の会議に出席して


7月8日(日)に掲題の集まりにブラジル人学校の状況を説明すべく(ブラジル人学校連絡協議会会長が不在のため)出席しました。ちょっと長めですが書きます。

現場で日夜問題と取り組んでおられる方々には是非この案を見て頂いてご意見を出されては如何でしょう。
で読むことが可能です。
「現状認識」
大津市教育委員会、イジメに対する学校/教育委員会の対応を観るたびにイライラして、この「提案趣旨」に盛り込まれた
「豊かな個性・感性を持つ子どもたちが、自らを発揮しにくく、また、事故を押し殺して、学校教育の枠に合わせようとすることも生じ、強いストレスを受けています。」
更に、
「登校圧力が本人を追い詰めたり、登校できないが登校しなければならないと考え苦しい葛藤を生んだり、学校へ行か(け)ない子はダメ人間と自らを考え、自己否定と自身の無さでいっぱいな子どもをかなり生み出してきました。」
という言葉は納得できます。
そのために、子どもに適した教育環境を、という動きも理解ができます。
欧米諸国では、オルタナティブ学校が自由に開校できて助成にも公立との差のない国と、政府との緊張感はあっても認められ公立比で8割程度の助成をえている国が大半とのことです。

しかし、今回の「オルタナティブ教育法骨子案」は法案としてはまだまだクリアーすべき点が多々あると思います。
例えば(私の見方では)
・「独自の学習課程」とはだれがどのように作るのか?
・登録制で教育の保証はどのように可能なのだろうか? (例えば、ホームエデュケーションは保護者が教えることになるようだが、自分の経験からいっても教育の経験のない人間が、まして、自分の子供に教育を施せるとは思えない。それには発達心理学や任認知についてかなり学ばなければならないのではないか。)
・学習指導要領が悪者のように言われているが、その到達点がいけないのか、指導方法がいけないのか?結局、今の締め付け教育が問題?
などなど
参考まで:
会場からの意見として、この教育法がもし認められれば、新たなルールができることになるが、ホームエデュケーションで学校に行かず、家庭で緩やかなルール(または、ルールのない世界で)折角子どもが落ち着いてきたのに、
「これこれをしなければならない」
ということになると、また、子どもにも保護者にも新しいストレスとなる可能性は大。
公的な認知・支援は欲しいが、自由にやらねば意味がない・・・難しいところ。
尚:
「外国人学校」を一緒に考えているようだが:
ブラジル人学校は確かに子どもたちが学ぶ機会を作ろうと親たちが頑張ってきた。(一部はビジネスとしてやっていることも事実。)ブラジル人学校はブラジル教育省の認可をもらっている。つまりブラジルの教育方針に基づいて作られた教科書、指導方法に基づいている。また、インターナショナルスクールでも国際バカロレアなどの資格を持っていてケースが多。つまり今回の骨子案にある様な「独自の学習課程」ではない。
外国人学校にもフリースクールが望まれる?まあ、少人数の私塾も多いのが現状・・。

2012/07/15

移民/ギリシャ : 反移民感情高まるギリシャ、外国人への暴力を警察が無視=人権団体


経済危機をきっかけに異邦人に対する暴力が増加はギリシャだけの問題ではありませんね。
日本では失業者のはけ口となって暴力事件が起こった記憶はありませんが、非正規雇用の彼らは真っ先に失職しました。
「国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」は10日、記録的な失業率となっているギリシャで反移民感情が高まる中、増加する外国人労働者への暴力を警察が見逃しているとの報告書を発表した。
HRWは2009年8月から今年5月までに攻撃に遭ったとする外国人59人にインタビューした。その中には妊婦2人も含まれている。攻撃の大半は、黒い服を着て顔を隠した集団によって、広場などで夜間にビール瓶で殴られるなどして襲われたという。
インタビューを受けた被害者たちはまた、被害を警察に訴えても、告訴することを阻止されたと主張。中には、事件の調査を要求し続けるなら、拘束すると警告された者もいるという。
同報告書によると、今年の総選挙で議席を獲得した極右政党「黄金の夜明け」のメンバーもしくは関係者が加害者であると示唆する証言もあったが、確かな証拠はないという。」
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/07/77500.php

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のレポートから(詳細に書かれています)
「紛争から逃げてアテネにやってきた人たちが、暴力を恐れて夜間に外出できないでいるのが実態だ。経済危機と移民が大きな社会問題になっているからといって、社会を引き裂く暴力事件にギリシャ政府が対応しないことの言い訳には出来ない。
ジュディス・サンダーランド、西ヨーロッパ上級調査員 」
http://www.hrw.org/ja/news/2012/07/10

ブラジル : 日本に戻るかブラジル定住か〜揺れるデカセギ大量帰伯世代


(JBPressは会員登録(無料)が必要だったかと思います。)
ブラジル・ニッケイ新聞の記事の転載です。
2007年に31万人となった登録在日ブラジル人もリーマンショック、大震災を
経て1/3が帰国しました。ニッケイ新聞ではそれらの人々にインタビューをし
それぞれの日本での生活、その後を記事にしています。
日本に来たことがプラスだったりマイナスだったり・・・。
もう日本に戻らないというケース、日本が良かったが帰伯しなければならな
かったケース、また、戻っても
>伯国経済が進展した分、デカセギ本人は時代から取り残される。
と感じる人。
一方、滝内バルチーラさんのようにバイリンガルに育った良い例も。
> ブラジル人はクラスでたった一人だったが、それを「日本語を話さざるを得ない環境」というチャンスに変える意思力をもっており、わずか数カ月でかなり話し始めた。だが、家庭内で両親はポ語を徹底し、ブラジルの習慣を通したおかげで、結果的に素晴らしいバイリンガル環境が生まれた。
この記事に載らなかった人々はどうなっているのか気になります。例の
「孤独なツバメたち」のような青年たちが・・。

・・・・・
(4)「もう日本に戻らない」、馴染めなかった就労体験
「安全、ブラジルより政府の支援や教育も充実している。あらゆるシステムがきちんと機能していることが、すごくいいと思う」と日本の良さを認めながら、「人間関係に距離がある。互いを傷つけないかわりに深く関わろうとしていないように感じた」。日本人と親しい関係を築くことはなかったようだ。

(5)「子供の教育を伯国で」、学齢期迎えて帰伯を決意
学齢期をどちらの国で過ごすかは、子供の一生を左右する重大な問題だ。そのことを意識する親ほど、どちらの教育を選ぶかで悩む。
デカセギ子弟が日本で大学に進学する割合は非常に低く、学費も問題だ。高学歴を意識する親ほど帰伯を重視するのかもしれない。
(6、番外編) 「日語でブラジル変えたい」、在日経験きっかけで教師に
「きちんと挨拶すること、字を丁寧に書くこと、思いやりや礼儀が、大志万の子供たちは自然に身についている」といい、「言葉や文化を教えることで人を変えることができる。そこからブラジルを変えられる」と強い意志をのぞかせる。
日本語教育を通してブラジルを変える――という方法は、日系人が日本での経験を最大限に活かしていく"魔法"かもしれない。同じような志を持つ教師が10人、20人と増えていき、ブラジル人を相手に教えていけば、一世代、二世代後にはきっと、この国に大きな変化を呼び起こすに違いない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35653

2012/07/10

「孤独なツバメたち」でお世話になった中村です



「孤独なツバメたち」の前売り券をたくさん買っていただいてありがとうございます。
いよいよ明日で「孤独なツバメたち」@渋谷アップリンクXでの上映が終了します。
連日朝10時50分からと、午後18時半からの上映になっており、夜の回の後にはトーク
イベントがあります。

28日(木)鈴木邦男(一水会顧問)正津勉(詩人)
29日(金)ピーター・バラカン

おかげさまで新宿と渋谷で700名ほどの方々に見ていただきました。
まだ見てられない方がいらしたら、是非、お声をかけていただけると幸いです。
http://www.uplink.co.jp/x/log/004473.php

また30日(土)からは浜松シネマイーラでの上映が始まります。
初日舞台挨拶は14時35分の回の後にあります。http://cinemae-ra.jp/sub2.html
是非、浜松のお知り合い、お友達にお知らせください。前売り券は全国共通券なので、
浜松でも利用可能です。


東京移民街


東京移民街シリーズ、今回は葛飾区のエチオピア人を取り上げました。下のアドレスで読めます。
ご覧いただければ幸いです。
本日なら、どなたでも見れます。翌日以降は会員登録が必要になります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120620/233604/

文化庁 : 平成24年度「生活者としての外国人」のための日本語教育事業 地域日本語教育実践プログラムの採択




平成24年度「生活者としての外国人」のための日本語教育事業
地域日本語教育実践プログラムの採択

が文化庁のホームページに発表されていました。

二口さんはじめこのMLの読者の中におられる多くの多く採用されました。
ブラジル人学校、NPO 、日本語学校・・・毎年おなじみの組織、新しい顔

金額は予算通りに通ったのか分かりませんが、頑張ってください。

http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/saitaku_120626.pdf

ブラジル人 2012年4月の出入国者数(2)



今回はHTMLでお送りします

・・・・・・・・・・・

出国者総数 (再入国ビザ) 入国者総数(再入国ビザ)

20121月  3,940  2,325    4,820  3,415
20122月  3,368  2,076    3,193  2,008
20123月  4,294  2,656    4,340  2,233
20124月  5,118  2,410      4,703    1,828

2011年平均  4,180  2,367      4,264    2,371

4月は出国者が増えました、3月の終業のせい?これでも
1-4月合計では入国の方がまだ少し多い状況です。

79日から在留カードが導入されますが、それがこれらの
動きにも影響するのか・・。

参考まで過去データは
ブラジル人入国・出国データ  
2010
出国総数 58,753人(月平均4,896人)
入国総数 45,733人(月平均 3,811人)
2011
出国総数 59,105人 (月平均4,925)
入国総数 43,660人(月平均 3,638)

ブラジル人 2012年4月の出入国者数



‎2012年4月のブラジル人の出入国データが出ました。
何人かの方から7月以降のデータやニュース提供はどうするのか、
というようなご御質問を頂きました。
環境が変わってからどう対応できるか今のところ予想がつきませんが
ある程度は継続できるか、とは思っています。しかし、明日のことは
明日になって状況に応じて決めます。

・・・・・・・・・・・

出国者総数 (再入国ビザ) 入国者総数(再入国ビザ)

2012年1月  3,940  2,325    4,820  3,415
2012年2月  3,368  2,076    3,193  2,008
2012年3月  4,294  2,656    4,340  2,233
2012年4月  5,118  2,410 4,703 1,828

2011年平均  4,180  2,367 4,264 2,371

4月は出国者が増えました、3月の終業のせい?これでも
1-4月合計では入国の方がまだ少し多い状況です。

7月9日から在留カードが導入されますが、それがこれらの
動きにも影響するのか・・。

参考まで過去データは
ブラジル人入国・出国データ  
2010年
出国総数 58,753人(月平均4,896人)
入国総数 45,733人(月平均 3,811人)
2011年
出国総数 59,105人 (月平均4,925人)
入国総数 43,660人(月平均 3,638人)

FACEBOOKには先月同様に簡単なグラフを載せてみました。

スイスで過ごす余生は楽園で暮らすようなもの?



定年のタイミングに合わせたようにこんな記事が出ていました。

> 「旧大陸」ヨーロッパは年老いていく一方だ。そこで欧州連合(EU)は、2012年を「アクティブ・エイジングと世代間の連帯のための欧州年」に定めた。

>アクティブ・エイジング(Active Ageing)とは生活の質を低下させることなく、社会参加を続けながら年を重ねていくことを指す。

一方
> 「生活にはいろいろな形があり、何の活動もしなくても実りある老後を過ごすことができる。大切なのは、それぞれが自分のリズムとやり方で年を重ねることだ」

つまり
>「最も大切なのは、年を重ねる中でみんなが幸せでいられることだ」

とはいえ、これほど差別のある社会に対しては何か働きかけて行きたい
気持ちはあります。
「老害」と言われない程度に・・。

http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=32950286

http://europa.eu/ey2012/

文科省 : 不登校の頃どうだった?現在の20歳ら追跡調査



不登校の追跡調査のこと。
外国に繋がる子どもたちの不就学調査も費用を掛けてやることは出来ないものでしょうか・・義務教育で無いからダメ?!

>不登校の小中学生が、積極的な働きかけを待っていたことなどが明らかになり

というのがこの年代のキーかも知れませんが、外国に繋がる子どもたち
の場合には何が問題で、どんなことを考えているかを知り、次の
手立てに繋がれば良いと思いますので是非調査を。

「不登校の小中学生が14年連続で10万人を超え、高止まりが続いていることから、文部科学省は今年度、中学時代に不登校を経験し、現在、20歳になった若者の面談を含む追跡調査を13年ぶりに始めた。

同様の追跡調査は1999年に1度行われ、不登校の小中学生が、積極的な働きかけを待っていたことなどが明らかになり、周囲から積極的に学校復帰を促すなどの対策が取られた。」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120620-OYT1T00713.htm

愛知県 : 新あいち多文化共生推進プラン(仮称)検討会議(第1回)を開催



関心のある方が多いと思いますが傍聴は10名までと
制限されています。フィリピン人、中国人などが増えて
状況が変わったのだから傍聴人も多くすれば良いのに・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・

愛知県では、平成19年度に策定した「あいち多文化共生推進プラン」が、平成24年度末で計画期間が満了するため、現プラン策定後の社会情勢の変化や外国人県民を取り巻く社会環境変化への対応も盛り込んだ「新あいち多文化共生推進プラン(仮称)」を策定します。

その策定にあたり、幅広い意見を聴取することを目的とした外部有識者からなる「新あいち多文化共生推進プラン(仮称)検討会議」を設置し、検討を進めることとしました。

この第1回会議を以下のとおり開催します。

名称 : 新あいち多文化共生推進プラン(仮称)検討会議(第1回)
日時 : 平成24年6月28日(木) 午前10時から
場所 : あいち国際プラザ2階 アイリスルーム
名古屋市中区三の丸二丁目6番1号 愛知県三の丸庁舎内
議題 : (1) 新あいち多文化共生推進プラン(仮称)について
(2) 意見交換
(3) その他

その他
○ 会議は公開で行います。 
○ 傍聴をご希望の方は、当日会場で午前9時30分から9時50分まで受付を行います。
傍聴人の定員は10名で、傍聴定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます。

(参考)新あいち多文化共生推進プラン(仮称)検討会議委員名簿
「新あいち多文化共生推進プラン(仮称)検討会議」委員名簿 (五十音順、敬称略)

◎池上重弘(静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科教授)
伊東浄江(特定非営利活動法人トルシーダ代表)
イレリカ・アビ(元外国人県民あいち会議委員)
大島ヴィルジニア・ユミ(犬山市多文化共生推進員)
○尾�明人(名古屋外国語大学外国語学部日本語学科教授)
倉橋義弘(豊橋市文化市民部長)
小島祥美(愛知淑徳大学文学部教育学科准教授)
鈴木 宏行(愛知県経営者協会企画海外グループ部長)
土井佳彦(特定非営利活動法人多文化共生リソースセンター東海代表理事)
◎:座長  ○:副座長

http://www.pref.aichi.jp/0000052349.html