2011/12/06

岩手/宮城/福島 : 外国人実習生 戻ってこない

昨日はPCの入れ替えがありソフトのインストールなど部全体が大わらわ。やっと今日からoffice2010の世界へ。
しかし、年金生活にでもなると世の中の動きについて行けず、IT難民になるのでは・・と一方では心配してます。
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研修生なのか事実上の労働力なのか「研修」の実態が分かりませんのでコメントはできませんが、事実だけ。
ブラジルからも身内が心配して電話を掛けてきて本国に帰国された方々が多くおられました。
それにしても、人手もすくなければ東北の復興への道のりは本当に長く厳しいものですね。
「岩手、宮城、福島の3県で、外国人技能実習制度を利用して企業などで働いていた外国人の実習生が、いったん帰国した後、戻ってこない例が相次いでいる。法務省入国管理局によると、実習生の数は東日本大震災前の昨年末に比べて約2000人減り、ほぼ半数になったと推計される。原発事故による放射能などへの不安が背景にあるとみられる。」
「外国人による実習制度の運用に関わっている「国際研修協力機構」によると、実習生は中国出身者が全体の約8割を占める。震災後、中国では原発事故による放射能への警戒感が広がり、実習生の親族や中国側の送り出し機関から、実習生の帰国要請が相次いだという。4月末までに東北6県と茨城、千葉県で計約2万1000人のうち約6000人が帰国したとみられる。」
尚、下記の注書きがあります。
「■外国人技能実習制度
特殊な技能などを持たない外国人でも日本で働きながら学ぶことができる制度。技能移転による国際貢献が目的。大半は、企業団体が第1次受け入れ機関となり、傘下の企業などで働く。昨年の改正入管難民法施行で、在留資格「技能実習」(最長3年間)が創設され、1年目から労働関係法令が適用されるなど、法的保護が強化された。賃金未払いや長時間労働などを巡る問題が全国で起きたことから、日本弁護士連合会は4月、制度を廃止し、非熟練労働者の受け入れを前提とした在留資格創設の検討を提言。法務省によると、全国の実習生は14万4718人(今年9月末時点)。」
http://p.tl/urwK

2 件のコメント:

  1. 長い間研修生の日本語にかかわってきました。教科書も書きました。
    柴崎さんのメールにありましたように、今は研修生という名称はなくなりました。
    研修生として入ってきた人も一年が過ぎましたので全員実習生になりました。(一部例外はありますが)
    名称は技能実習生です。最初から労働力として雇用関係を結んでいます。技能実習を受けながら、仕事として働くという形に昨年からなりました。

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  2. 新田@岐阜県2011年12月6日 20:33

    柴崎様からの
    >現場の実態は変わりましたのでしょうか。
    とのご質問に対し、今朝の中日新聞の記事をお知らせします。
    http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20111206/CK2011120602000114.html
    状況は変わっていないようです。
    岐阜県は、愛知県に次いで技能実習生が多いとありますが、
    人口比率で言うと全国1になります。
    ちなみに、この人口比率でいきますと、2位福井県、3位三重県、4位茨城県、
    5位香川県と続き、愛知県は13位です。
    なお、出典は、
     技能実習生の数は、H22在留外国人統計の技能実習1号・2号の合計
     人口は平成22年国勢調査人口です。

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