2011/12/06

浜松市 : 外国人不就学児:48人中26人ブラジル国籍 駐浜松総領事、全員通学へ全力 /静岡

三日ほど前の報道ですが、駐浜松・ピラス・ブラジル総領事のインタビュー記事がありました。
不就学児ゼロへの取り組みがうまくゆくように祈っています。
ブラジル人であることに自信を持ってもらうことも確かに重要なことだと思います。
ところで、
「ブラジル教育省の支援で教科書を各学年・各教科1セット無償配布し」
とありますが、学校ごとに使用している教科書が違うこと、
1セットでは授業には使えないことなどを本国にわかってもらわなければ・・。
少なくとも静岡では
Objetivo, Anglo, Positivo, Pitagoras, Maxi,COC, FDT
の7種類が使われています。
「浜松市で外国人登録された6〜15歳の子供を対象に実施した不就学実態調査(10月発表)の結果、市内で48人の不就学の子供がいることが明らかにされた。このうちブラジル国籍の子は26人。ジョゼ・アントニオ・ピラス駐浜松ブラジル総領事(60)はこのほど毎日新聞とのインタビューに応じ、不就学ゼロを目指す取り組みについて語った。【高橋龍介】

浜松市のプロジェクトは非常に有意義だ。調査期間中に学校に通い始めた子供たちだけではなく、新たな不就学者を出さないようにしたい。子供たちにブラジルをより知ってもらうため、6月からは総領事館見学プロジェクトを始め、20〜30人を招きブラジルの紹介ビデオをみてもらう。また総領事から銘々に「ブラジル人登録証明書」を名前を呼んで手渡している。来年2月からは、ブラジル人の子が多く通う日本の学校の訪問も検討している。子供たちは学校に通うだけでなく、授業を含め学校生活を楽しめる環境を整えることも大事だ。

ブラジルの子供たちは元来、楽しくて愛情も深く、日本が大好きだ。友達になってほしい。ブラジルでは白人、黒人、アジア人みんなが共生している。日本でも国籍の別なく、友情を育んでほしい。総領事館はブラジル人だけでなく、すべての子供たちの家になれるよう努力を続けている。」
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20111203ddlk22040239000c.html

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