2013/06/04

方言 年始の放送から



何末年始にはお笑いが多く(それが決して悪いというのでありませんが)
どのチャネルを回しても(これも古いですね、チャネルが回るなんて)
同じ顔ばかりでラジオやCDを聴いていました。
しかし、その中でも面白いものがありました。

今回ご紹介するものは日本語教育に関わる方々が多いので「方言」に関する
ものです。
年賀状に住所を書く時に、緑町、羊が丘(羊が居るのか?)、中区、東区・・・
本来そこにあったはずの住所ではなく効率化だけを考えたような住所名が
多いのに気づきます。勝手に日本の文化を壊したのは重罪!てなことを
考えていましたが、今回の放送はその考えが正しいのだと思わせてくれました。
方言、昔の名前復活!(ちょっと懐古主義?)
因みに、私の生まれた通りの名前は無くなってしまった、それを知った時には
ルーツが無くなった寂しさを覚えました・・・。

1)tv asahi 2013年1月1日(火)夜11時40分〜深夜1時10分で放送された
「あの名曲を方言で熱唱!新春全日本なまりうたトーナメント」

方言の持つ温かみを堪能させてもらいました。特にお気に入りの山形の
民謡歌手(なんと小学生と中学生では日本一になった実力派)朝倉さやさん
の歌にはびっくり。今回紹介できるのは予選の時に歌った「タッチ」だけですが、
決勝の時の「ロビンソン」もYouTubeにupされるでしょう、待ち遠しい。
是非聴いてください。

司会の桂文枝(元の三枝)さんも触れていたと思いますが、「母語」で歌う
説得力はすごい。地方の方も(言葉の差は外国の人と違って小さいとはいえ)
バイリンガルですね。この文化を捨てないでほしい。(ドイツではミュンヘン
からの放送は、報道番組でもバイリッシュ(バイエルン語・・彼らに言うと
怒られますが、「方言」)でやられますし、他の地方もそうです。)

https://www.youtube.com/watch?v=20UKHWM5VOo

この歌詞と比べてお聴き下さい。可笑しく思えますが、これでないと山形では
気持ちは通じないのでしょうね。
http://www.uta-net.com/song/2978/

放送の概要
http://www.tv-asahi.co.jp/namariuta/

ついでに:サウンドオブミュージックの
「My Favotite Things」
を津軽弁でジャズとして歌うとどうなるか。
これはかなり前からNHKで流されているものですが
今回、朝倉さんの歌に刺激されてYouTubeで探しました。

http://www.youtube.com/watch?v=epWuBjK8MHk

2)もう一つはNHKの1月2日深夜の
  「コメディー"新・ロメオとジュリエット"
                〜東北弁で笑い飛ばせ」
シェイクスピア・カンパニー主宰、東北学院大学教授…下館和巳

話の主なことは下記のURLのプロフィールにありますのでご覧ください。

http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/culture/100414.htm

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