また、最近の映画の話題から。
「ピラミッド5000年の嘘」
http://pyramid-movie.jp/
新しい気づきがあり、他の遺跡との関係なども面白いし、確かに、どう考えても20年間であれだけのものを作った、ということが無理であることは良く分かります。
しかし、数学は嫌いな方ではないものの、あれだけ数式を目まぐるしく見せられると、じっくり考える余裕がなく理解をするのは難しい。
観ながら思ったのが
1)上映タイミングの悪さ
エジプトに旅行をする時期ではない
■エジプト大統領選候補、武装集団に襲われ重傷
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120224-OYT1T00926.htm?ref=mag
2)人類にとっての時間の長さの意味5000年前でさえどう行われたのか謎が解き明かされていない、という事実。パピルスや和紙に書かれたものまたは楔形文字のように焼き物に書かれたものは長く残りますが、現代の紙は漂白したりして50年ももちません。
CDやDVD、ブルーレイディスクにも寿命があるのでどの様に子孫に情報を受け継ぐのか・・。
■紙の劣化
http://www.shiroki.com/paper/chuseishi/index.html
すると、その20倍もの彼方の時空「100,000年後」(*例の、フィンランドの使用済み核廃棄物の貯蔵の話を題材にした映画「100,000年後の安全」)など議論すら無意味かも知れないという思いをまた強くしました。
http://www.uplink.co.jp/100000/introduction.php
【上映情報】3/5京都メトロ・メトロ大學にて上映決定!だそうです。京都周辺の方は是非。
http://www.uplink.co.jp/100000/news.php
5000年、100,000年などと言わずとも先の世界大戦時に中国で虐殺があったのかどうかも、たった60-70年前のことですら、明らかにならないくらいです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0222&f=national_0222_173.shtml
特に感じたことは世代が変わったとたんに伝聞になってしまうということです。
IT化が進み多くの情報を得てはいますが、PCの前に座ったり電車の中でスマフォを見ていて知識は増えるものの、実体験がどんどん少なくなっています。すると、「本当か」と、問われても明確に答えられない。
歴史はつながっているようで実は個人個人の人生の中で閉じられており、細切れで、結局は伝聞の集まり。
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