浜松市では"不就学ゼロ作戦"の一環で、外国人の子どもの隠れた障害実態調査を始めたニュースです。
生活環境が異なるので日本語版のテストを単純にポルトガル語に訳しても、適正な判定は出来ないようで難しい問題ですが、早期発見につながるこの活動が広がれば良いと思います。
尚、群馬県では外国人学校・公立学校の外国籍児童・生徒・保護者に対する心理カウンセリングを既に始めています。
「問題なのは言葉が分からないせいか、母国を離れて来日したせいかと思ったら、発達障害だった―。・・障害は日本語の不十分さや母国を離れた不安感などと混同されがちで、今までは国と国のはざまで放置されてきた。調査には外国人側からも期待の声が上がる。
臨床心理士が同校を含む市内3カ所の外国人学校を巡回し、今後、試行的にカウンセリングをしながら、子どもの様子を調べてケア方法を探る。
南米系外国人学校「ムンド・デ・アレグリア」(同市西区)では、不就学児を公立校につなげる「虹の架け橋教室」を開校した3年間、独自に依頼した専門家の診断で、生徒計143人中7人に自閉症や学習障害がみられた。松本雅美校長は「不就学は保護者の経済的な問題だけではないと分かった」と言い、「学校に通えている外国人の子どもの中にも潜在的に障害があるケースがあるはず」と指摘する。
市が昨年、市内の6〜15歳の外国籍の子どもの自宅を訪問した調査でも、不就学の子どもに自閉症や学習障害などが疑われるケースがあった。市は「不就学を未然に防ぐ体制づくりが狙い。実態を把握し、今後の支援策を考えたい」(国際課)としている。」
http://www.at-s.com/news/detail/100100840.html
群馬県:
http://www.pref.gunma.jp/houdou/c3700021.html
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