本情報は、より多くの皆さまに日本および諸外国における外国人を取り巻く現状、外国人に対する各地域・各国での取り組みに等ついてご理解頂くために、三井物産株式会社・柴崎氏をはじめとする 関係者の方々から発信された情報を掲載しております。
2012/02/19
スイス/高齢化社会 : 増え続ける認知症患者
高齢化社会への傾斜を強める日本にも気になる話題:
明日は我が身・・・いや、もう今ですら人の名前が思い出せない・・。スイスからのレポートです。
日本の方向は?
>長生きにも代償はある。
のでしょうね。
>年を取ると必ずしも認知症になるわけではないが、長生きをする人はいつか認知症になる可能性があることを念頭に置かなければならない。そうなれば、身体の機能が低下し、脳の働きも悪くなる。思考能力は落ち、忘れっぽくなり、場所や時間の感覚も鈍くなる上、いつか最愛の人のことも分からなくなる。これは本人だけでなく、家族にとっても辛いことだ。
機械が自立を助けてくれる可能性もあります
>GPS(全地球測位システム)が組み込まれた、持ち運びができる小さな機械があるが、これを使うことで認知症患者が限られた範囲内を自由に動き回れるようになる。
また特殊な村を作ることも一案?
しかし、隔離ではない。これは
>認知症患者が自由かつ安全だと感じられる環境
という意味。
>スイス初の認知症患者村が5、6年かけて建設される予定だ。村には診療所、カフェ、キオスク、映画館があり、住人は保護された空間の中で自由に動くことができ、自立しているという気分を味わうことができる。
「認知症患者がある村の中で生活しているという気分を味わうために、オープンな環境の中でできる限り社会生活を自主的に営めるように考慮しなければならない」とマツァンダー氏は言う。村の敷地の周りに大きな壁が立ちはだかる「アフリカの村」であってはならないと言う。
>最も重要なことは、認知症患者が自由かつ安全だと感じられる環境を作ることだ。「看護士が一般患者ではなく認知症患者に対して上手く対処できるように良く訓練されており、家族が看護の際に協力的であれば、認知症患者は自由でいながら安全だと感じるだろう」
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=32142294
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