2012/11/25

文化庁 : 文化審議会国語分科会国語課題検討小委員会



昨日、文化庁の文化審議会国語分科会国語課題検討小委員会という
集まりを傍聴させて頂きました。

今回は
(1)言葉遣いについて
(2)コミュニケーションの在り方について
が議事でした。
まだ審議中なのでまとまる前にその内容をお伝えは出来ませんが
在日ブラジル人児童生徒の教育の関係で各地を回った今回の
「カエルプロジェクトセミナー」での経験と重なる部分がありました。
特に今回の「ダブルリミテッド」の保護者・子どもの問題に触れて。

コミュニケーション力とは何か。
コミュニケーションを考えるときこちらの言葉の遣い方や技術
だけでなく、相手の語彙力、理解力をどこまでイメージできるか、
という当たり前のことが、これらの議論の中に明確に含まれていない
のではないかと、思いました。

既にどこかで議論されているのかとは思いますが、
外国に繋がる人々だけでなく、判断力が落ちてくる高齢者が増加する
そう遠くない明日を考えると、発言者を中心とした技術論から相手を
考えた真のコミュニケーションを考える必要があるのではなかと思い
ました。

http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kentou_07/gijishidai.html


PS
資料3は新しいもので一部ではありますが、大手企業における
ビジネス・コミュニケーションの状況が分かります。

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