【ワシントン時事】前原誠司外相は7日午前(日本時間8日未明)、ワシントン市内で「日系米国人退役軍人協会」など主要日系人団体の役員と懇談した。外相は日米同盟深化に関し、「政府の努力はもちろん重要だが、民間レベルの草の根交流も大事だ。日系人社会と日本の連携を強化したい」と表明。同盟の3本柱の一つに位置付ける文化・人材交流の拡大に協力を求めた。
懇談に出席したのは、第2次大戦中に欧州戦線で戦った日系の米陸軍第442連隊出身のテリー・シマさん(87)ら7人。出席者は戦中の収容所生活など日系人の苦難の歴史を説明する一方、「日本人の血が流れていることに誇りを持っている」などと語った。
外相はこれに先立ち、ワシントン郊外のアーリントン国立墓地を訪れ、無名戦士の墓に献花した。(2011/01/08-08:55)
Source: 時事通信社
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