【ソウル14日聯合ニュース】政府は14日、金滉植(キム・ファンシク)首相の主宰で外国人政策委員会を開き、「2011年外国人政策施行計画」を審議、確定した。
海外の優秀な人材誘致、移民者社会の統合などに向け中央官庁が1747億ウォン(約129億2600万円)、地方自治体が1534億ウォンの予算を投入し、1024事業を施行する。
施行計画によると、政府は優秀な外国人留学生を対象とする政府招請奨学事業を活性化し、高級人材のデータベースを構築、国際的な優秀人材の発掘を続ける。
一方、社会統合プログラムの運営機関は昨年の76カ所からことしは150カ所以上に拡大する。保育料支援など、結婚移民者の子女のための支援も増やす方針だ。また、韓国国籍を取得していない結婚移民者も基礎生活保障を受けることができるようにする。今月からは国際結婚案内プログラムも全面実施する予定だ。
このほか、7月からは外国人指紋確認制度を全面実施する。外国人労働者の雇用主に対する指導や点検なども強化する計画だ。
金首相は会議で、少子化や高齢化、経済の世界化などで外国人の流入はさらに増えると予想されるとし、視野を世界に向け、各国の外国人政策の例を調べ、総合的かつ体系的な政策を樹立し、推進すべきだと述べた。
Source: YONHAP NEWS
会議であいさつを述べる金首相(右端)=14日、ソウル(聯合ニュース)
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