ギリシャ、不法移民流入阻止に向け国境に１２キロのフェンス

本年も移民、多文化共生、日本語などのニュースの転送を始めます。
昨年はアメリカでのアリゾナ州の不法移民に対する州法問題、NYのイスラム寺院の件、欧州でのロマ族追放、オランダ、デンマークの（反移民の）右翼との連立内閣、スウェーデンでの右翼の躍進、ドイツのザラティン氏の反移民の著作問題とメルケル首相の「多文化主義は失敗だった」との発言。
スイスにおける犯罪を犯した外国人の追放問題・・・
と反移民（反不法移民）問題が広がってきた感がありました。
どうもこの動きは更に広がる可能性があります。
昨年のギリシャに関するニュースは財政問題が主でしたが、不法移民への対処に関するニュースが流れてきました。
トルコからの不法移民への対応策です。
欧州委員会から「一時的」と言われていますが
・欧州への不法移民の90％がギリシャ経由である
・国連難民高等弁務官事務所によると2010年11月までの10ヶ月間に38,992人が到着（2009年の同時期には7,574人であった）した
ことから背に腹は変えられず
・この対策で国境を越えられる人数が44％落ちると思われる対策に出たようです。
LINK: BBC
日本語でも少し報じられています。
LINK: 47NEWS