世界各地の子育てを紹介するドキュメンタリー「プラネットべービーズ」。今回は南米パラグアイに暮らす日系移民の高橋家をとりあげる。
高橋家が住むラ・コルメナ村は、日本人が初めてパラグアイに移住した地として知られる。一家は日系人3世代10人の大家族で、日本を知らない3世の子どもたちは学校や地域との交流で使うスペイン語に慣れてしまう。そこで高橋家では、「日本人としての誇り」を忘れないために日本語を使った子育てをしている。
子どもたちは地元の学校にも通うが、午後は日本語学校に通い、日本語を通して礼儀作法や日本の文化を学ぶ。この日本語学校でのしつけが評判を呼び、パラグアイ現地の人々も子どもを通わせるようになった。いまでは全体の3分の1がパラグアイ人で、先生に対して「おはようございます」、「失礼します」とお辞儀するという。
日本語によって支えられている子育てを通して、日本人としての文化・風習、そして誇りを持って生きていくことの素晴らしさを見つめる。
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