2012/12/27

文科省 : 田中文部科学大臣会見(平成24年12月25日)のビデオ


田中文部科学大臣会見(平成24年12月25日)のビデオです。

http://www.youtube.com/watch?v=RQzNz3Esag0&nofeather=True

これまでの感想を求められての答え。

2:20~5:20 例の大学認可の問題 8:25~ 定時制高校の話

「大学設置認可の在り方の見直しに関する検討会」
は3回開催されました。
マスコミは真紀子叩きの雰囲気がありましたが、問題のある
大学の存在も事実だし、今回の事務方の対応の悪さもあった
様で気の毒な面も。

田中大臣が言われるように検討会ではいろいろアドバイスが
あり少しは改正されるのかと思いましたが、委員の中には実際に
「大学設置分科会」「学校法人分科会」に参加している人たちも
いて不思議に思いました。
(実態の報告するための出席者であれば別ですが。)

規制緩和で平成6年度まで審査機関を20か月としていたものが、徐々に
短くなり、平成15年からは7か月に短縮された。その弊害がある、
との指摘もありましたが、もう一つは人手不足では
平成24年度の運営調査は700法人に対して35法人のみ。
重要な教育にもっと予算をつけると同時に、審査のプロの育成も
しっかりしなければ明日の日本を背負う若者の教育はどうなるのか。

また、経営情報が良く見えない、寄付者の金の出所が分からないケース
もあるし、そもそも提出資料も不備だったり、不正申請があったり・・。
そんな人たちに学校・教育を任せられるのだろうか。

今回の会議を傍聴して、関係者には是非ISO26000(社会的責任のガイド
ライン)を熟読して欲しいとの思いを持ちました。
透明性、説明責任・・・。関係者とは学校設立する人、審査をする人、
自治体、国。

私学の代表者が
「大学にとって一番重要なステークホルダー(利害関係者)は学生で
あるが、彼らは設立にも経営にも参画していないし、大学に関する情報に
アクセスも出来ない。
事前の審査を規制緩和で緩くしたのであれば、事後の審査をきつくするのが
当然。」と発言されていた。
学生の一生を台無しにしてしまうようなことが無いようにしっかり審査
して欲しい。

文科省がどのように持ってゆくのか分かりませんが、大臣が指摘したように
10月に認可して、翌年4月には開校、という方式では当然フライングしか
在り得ないのでこの形は変えざるを得ないのでは・・。

もう少し様子をみてみます。

第2回目の配布資料はWEBから落とせます。この資料4は参考になります。

http://bit.ly/V30CAI

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