2011/10/10

日本語 : こどもの日本語ライブラリ

文科省の拠出金を基に、多くの方が携わって開発された「こどもの日​本語ライブラリ」
が公開されました。

http://www.kodomo-kotoba.info/

使い勝手について
(門外漢故、内容に関するコメントは出せませんが):

・・・・・・・・

まだ、生まれたばかりで、説明不足、不具合があります。

例えば、トップ画面での
「ユーザーログイン」
は、誰のためなのか、どうすれば登録できるかなど分かりにくい。
(通常であれば、クリックする前に説明があるべきで、百歩
譲っても、ユーザID/パスワード入力の画面では説明と共に
ユーザ登録が出来る仕組みがあるはずだが?)
ただ単に
「ユーザIDは必須です。パスワードは必須です。」
といわれても「どうすりゃいいのさ」となります。

「日本語指導Q&A」の一番下に
「登録ユーザー限定機能」に少しあるが、それでも
どうしたら登録できるかが記載されていない。
しかもこれが「日本語指導Q&A」にあるのがおかしい。

また、このシステムの全体説明がトップ画面の下に
小さく書いてある

JYL Projectとは|「こどもの日​本語ライブラリ」活用​ガイド|お問い合わせ

になっているが、複雑なWEBであれば、もっと明確に、
分かりよくすべき。
しかし・・・・、また、その文章が長く分かりにくい。
読んでいるうちに疲れてしまいそう・・。
この種のシステムでこれほど長いPDFをWEB上で読ませる
ことはありえない。もし、これを「全部プリントせよ」
と言うのであれば、NPO、ボランティアには負担ですね。
PDFをWEBで読ませるならなら「しおり」をつけるなどの工夫を。
理想的には静的なPDFではなく、動的にするなりして、もっと
分かりやすいものに。
折角新しい試みをしているのであるのだから、説明はもっと
しっかりユーザサイドに立ったもので、使いたいと思わせる
工夫が欲しい。

作っただけでなく、「使われてなんぼ」。

このライブラリの肝である、指導案その他については門外漢
からコメントなど出せませんが、新しい試み故、多くの現場で、
毎日戦っておられる先生方、語学相談員の方々、さらに
年少者日本語教育の専門家、発達心理学や学習心理学の
専門家の方々にこれを使って、叩いて頂くことで、磨がかれれば、
本当に現場で使えるものに育ち、今後も日本にやってくると
予想される多くの外国人児童生徒の教育に役立つものになるで
あろうと考えています。

1 件のコメント:

  1. ログオンのことが分かりにくいと書きましたが、
    「こどもの日本語ライブラリ」はログオンしなくとも
    使用可能ですのでお試しください。

    ご意見をJYL事務局
    contact@itstream.co.jp
    へお送りください。

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