2012/09/10

文科省


少し前の発表ですが:
文部科学省生涯学習政策局政策課教育改革推進室が
第2期教育振興基本計画に関するパブリックコメントを
求めています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo9/sonota/1325368.htm
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000608&Mode=0
今後の我が国の教育に関わる重要なことだと了解しています。
教育に携わる方々が多いと思いますので是非一読し意見があれば
是非参加してみてください。
さっと見たところ、下記の諸点はカバーされてはいますが・・。
1)再チャレンジ
23ページの
(3)学びのセーフティネットの構築〜誰もがアクセスできる多様な学習機会を

「(様々な困難を抱える人へのきめ細かな対応)
○ 例えば、東日本大震災の被災地における学習支援の必要性はもとより、我が国全体においても、経済雇用環境の悪化などの環境変化により、生活困窮者の増加や不登校等の状態にある児童生徒、再チャレンジを必要とする中途退学者、フリーター、若年無業者など失業状態にある人々、スキルアップを目指す社会人、退職後に生きがいを失っている団塊世代など様々な悩みや課題を抱える人たちが増加している。このような多様なニーズに応じた学習機会の確保と教育成果を保証するきめ細かな取組を推進する。」
2)障がい者対策
45ページからの
「基本施策5 特別なニーズに対応した教育の推進」

「【基本的考え方】
○ 様々な背景を有する者が共に暮らし、支え合う共生社会の形成に向けて、
特別なニーズに対応した以下の取組を行う。
・障害のある者がその年齢及び能力に応じ、かつ、その特性を踏まえた十分な教育が受けられるようにするため、可能な限り障害のある児童生徒が障害のない児童生徒と共に学ぶことができるよう配慮しつつ、教育内容・方法の改善充実などを図る。
また、高等教育段階においても、意欲・能力ある障害者の教育機会の確保に向けた支援を推進する。
・また、海外で学ぶ子どもたちの教育環境の充実を図るとともに、国内の帰国・外国人児童生徒等について、日本語指導や適応指導の充実等を含めた公立学校における受入体制の整備を推進する。」
3)挫折や困難を抱えた子ども・若者対策
77ページの
基本施策17 学習や社会生活に困難を有する者への学習機会の提供など教育支援

「【基本的考え方】
○ 教育格差の解消に向け、家庭環境等の要因により学力定着等が困難な児童生徒を対象に学力向上のための取組を行う学校への支援を充実するとともに、離島を含めたへき地の子どもたち等に対する就学支援、東日本大震災により被災した子どもたちに対する心のケアや学習支援等を実施する。
○ また、家庭の経済的格差の教育格差への影響や格差の再生産・固定化が指摘されていることを踏まえ、挫折や困難を抱えた子ども・若者(例えば、若年無業者、引きこもり、高校中退者など)や非正規労働者・早期離職者が自立し、再び社会に参画できるようにするため、福祉・労働・保健・医療行政等と緊密に連携協力し、学習支援や体験活動の実施、キャリアアップや学び直しの機会の提供等を行う。
○ さらに、依然として教育上の重要課題である暴力行為、いじめ、不登校など児童生徒の問題行動等の状況の改善に向けて、学校のみならず家庭、地域社会や関係機関が連携した取組を一層推進する必要があり、この点も踏まえて生徒指導体制及び教育相談体制を整備・充実する。」













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