2011/07/20

スイス : 連邦核安全監督局の独立性に疑問の声

久しぶりにスイスの原発の話です。

この記事を読むと日本の話かと間違えてしまいました。
つまり、原発に関しては非公開、秘密主義・・がグローバルスタンダード?

「ベルン州ミューレベルク(Mühleberg)原子力発電所の炉心シュラウドに亀裂が見つかった。しかし、「悪影響はない」と、連邦核安全監督局(ENSI/IFSN、以下監督局)は安全を保証する。
・・・
「監督局には独立性を重要視する姿勢が欠けている」
・・
「リスク評価や地震、洪水、原発の構造解析などに関する鑑定は原発運営会社ではなく、監督局が作成すべきだ。こうした調査を行う研究所は独立性確保のため、一定の基準を満たさなければならない」
・・・
「監督局は秘密主義に徹しており、強要されて初めて情報や文書を公開する。本来、これは逆であるべきだ。監督局はすべての情報を開示すべきで、非公開にしたいものがあれば、独立した政府系機関にそれ相応の申請をするというふうにすべきだ」  」

最後の情報公開の話はもっともだと思います。

「監督局はすべての情報を開示すべきで、非公開にしたいものがあれば、独立した政府系機関にそれ相応の申請をするというふうにすべきだ」と、キューニ氏は指摘する。
さらに、非公開情報に興味がある人たちは審査を受けた後に閲覧できるようにすべきだとも言う。」

http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=30727392

0 件のコメント:

コメントを投稿