2011/07/11

デンマーク : 欧州議会:デンマークの国境管理再開 「強く反対」決議

先日からの続きです。シェンゲン協定を無視する形で
デンマークが始めた国境管理に対して欧州議会が
反対をしました。
自由を認めるか、移民急増による国内の混乱を防ぐか・・
■欧州議会:デンマークの国境管理再開 「強く反対」決議
「欧州連合(EU)の欧州議会は7日、デンマークが税関による部分的な国境管理を10年ぶりに開始したことを受け、国境管理再開に「強く反対する」との決議を採択した。決議は、パスポート検査や税関などの国境管理をなくす「シェンゲン協定」(25カ国)の下での再開に懸念を表明している。EUの内閣・欧州委員会も国境管理再開への監視を強める意向を表明しておりデンマークとEUのあつれきが強まっている。
デンマークは5日から不法移民や組織犯罪対策を名目にドイツ、スウェーデンとの国境に約50人の税関職員を追加配置。通行する車の一部で荷物の抜き打ち検査を行っている。14年までに国境に施設を設置し、常時管理を行うことが目標。それまで、税関職員が不定期の検査を続ける。」
http://mainichi.jp/select/world/news/20110709k0000m030017000c.html
■欧州議会のページから

これを読むと、
国境管理再開に強く反対していると同時に
Parliament strongly opposes the reintroduction of border controls within the Schengen area.
現在は各国に任されている国境管理の再開を
community-orientedにする方向のようです。
Under the current system, any decision to reintroduce border controls is taken unilaterally by Member States. MEPs want the new Schengen evaluation mechanism to be made into an EU system.
"The new Schengen evaluation system should be more Community-oriented, based on a European approach and with the involvement of the EU institutions, as opposed to a purely intergovernmental one", said Carlos Coelho (EPP, PT, the EP rapporteur on the mechanism.
http://www.europarl.europa.eu/en/pressroom/content/20110706IPR23543/html/Parliament-against-reintroduction-of-border-controls

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