2011/08/11

忙中閑あり : 映画紹介 「黄色い星の子どもたち」

暑いを通り越して、熱い!ですね。
熱中症にご注意を!
涼しくなるため?映画を一本ご紹介。フランス映画「黄色い星の子どもたち」です。
1942年7月16日にパリで起こったユダヤ人狩り。
とらわれたうち多くが女性・子ども・老人・障害者・・などの抵抗も出来ない弱い人々でした。
何故ひとつの民族を滅ぼさねばならないのか・・
考えると涼しいどころか寒くなります。
http://kiiroihoshi-movie.com/pc/
広島・長崎の原爆の被害者、ベトナム、コソボ、アフガン、イラク・・・・どこでも非戦闘員、弱い人達の命が奪われたり、危険な状況に追い込まれています。
東日本大震災のように、自然に因るものは人間が太刀打ちできないものもあります。
しかし、戦争はそもそも人間が始めるもので、逆に言えば原爆や武力による虐殺はやらないことも、止めることも出来るもの。
他の生物は自分の生きる分だけ獲物を殺す、最低限のことしかやりません。
知恵を授かった人間は、その知恵ゆえ不幸になったのかも・・・
生を得た理由をもう一度考えるべき時期かも・・・
などと映画を観ながら考えました。
原発問題も我々が始めたものであり、止めることも可能?
それともパンドラの箱なので閉じることが出来ないか。
先日もお伝えしたように最近いくつか反戦の映画を観ました。
現実は映画の世界とは異なり、目をそらしたくなるような状況だったとは思いますが、戦争体験の無い人間に訴える映画の力は強いと思いました。
また、フランス人がこの事実を忘れないように自分たちが作ったことに敬意を表したいとともに、日本で同じようなことをやると自虐的だと反対の大合唱になるであろうとも考えました。
静かなる反骨精神は新藤兼人監督ですが、若くても「はだしのゲンが見たヒロシマ」を撮った石田優子さんのような人に期待したいと思います。
http://www.ichimai-no-hagaki.jp/
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD19169/index.html

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