2011/08/09

豪、マレーシアに難民移送…国内外から批判も


先日のノルウェーの事件やオランダなどでの反移民の動きに目を奪われがちですがオーストラリアでもいろいろくすぶっています。
「オーストラリアのギラード政権は7日にも、同国で難民認定を求める十数人をマレーシアに向けて移送する。
両国が7月下旬に結んだ難民交換協定に基づく措置だ。移送に対しては、難民を保護する国際的な義務を豪州が放棄するものだとして国内外から批判も上がっている。
協定では今後4年間にわたり、豪州で難民認定を目指す入国者800人をマレーシアに移送し、代わりに豪州がマレーシアから難民資格を取得済みの4000人を受け入れると定めている。
移民が築いてきた歴史を持つ豪州は難民受け入れにも寛容で、毎年約1万3000人の難民を定住させている。
しかし、近年、ミャンマーやアフガニスタンなどから、仲介業者に金銭を支払い、不法に船で渡航する「ボート難民」が増加している。経済的な理由で、豪州を目指す人々も多いとみられる。こうした難民申請者を一時保護する施設は不足し、暴動なども起きており、豪州の国民の間で流入に歯止めを求める声が強まっていた。」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110807-OYT1T00193.htm

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