2012/06/11

原発/在日ブラジル人 : 在日ブラジル人の登録撤回 原発周辺作業で大使館照会


派遣会社がブラジル人に原発事故現場で働く作業員を求める広告が出て問題となっていましたが

「廃棄物の除去・20キロ圏内/日当3万円/12時間。
廃棄物の除去・安全な場所/日当1-12千円/日曜休・住宅と三食付。」

一転、ブラジル人の登録を止めたとのこと・・
事実はどうなっているか。
弱者は大変なところでしか働けない・・・。

>東京電力福島第1原発から20キロ圏内でがれき撤去などを行う作業員として、人材派遣会社が在日ブラジル人約20人を登録したところ、在京ブラジル大使館が照会、同社が登録を撤回していたことが分かった。同大使館などが7日、明らかにした。

大阪市の人材派遣会社によると、4月に在日ブラジル人向けのポルトガル語紙で作業員を募集。20キロ圏内での作業は1日2時間で日当3万円との条件だった。数十人から応募があり、うち約20人を登録した。

同社の営業担当者は「募集後、抗議の電話を相次いで受けており、ブラジル大使館からの問い合わせがなかったとしても(ブラジル人の登録を)やめるつもりだった」と説明した。

ブラジルの経済成長と日本の不況に伴い、帰国する在日ブラジル人が増える中、子どもの教育などを理由に日本定住を決めた人も多く、こうした人たちの雇用状況は悪い。


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これは「日系ブラジル人」が働かなくなったから解決、という
ことではありません、念のため。

現在は後処理のために、この危ない環境で働く人は必要とされているので
日本人か、発信力のない少数の外国人か誰かが働くことになるか・・。
問題は、このような危ない状況を作り出す恐れのある原発をどう考えるか
ということでしょう。

いずれにせよ、喉元過ぎれば熱さ忘れる、で東京の地下道も明るく
なりましたが、電気を湯水のように使っている都会の人間はこのような
実態を知らないで優雅な生活を送り続けるのでしょう。反省!

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