2011/05/23

もっと子供は欲しいけど…教育費・雇用が不安 少子化問題で国際意識調査

内閣府のホームページに「少子化社会に関する国際意識調査報告書」が掲載されました。
「自国を子育てしやすい国だと思うか」との問いには、日本は「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計が52・6%となっていますが、若い人の給与を見ていると子作りの前の結婚が難しくなっているように思えるのと、今回の原発事故を考えると「育育てしやすい国」から遠のいたように思えます。
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http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa22/kokusai/pdf-gaiyo/press.pdf
「日本は海外に比べ「複数の子供を産みたい」とする意欲は引けを取らない一方、教育や雇用など現状に不安、不満を感じ、希望する人数まで子供を出産できないと考えている人が多いことが19日、内閣府が行った「少子化社会に関する国際意識調査」で分かった。
それによると、欲しい子供の人数は、日本では「2人」と答えた人が51・8%、「3人」が32・5%。合わせて8割を超えたのは、日本だけだった。
しかし、欲しい子供の数より実際の子供の数が少ない人に、「今より子供を増やしたいか」と尋ねると、日本は「今より子供は増やさない、増やせない」が47・5%と最も多かった。理由は男女とも「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」がトップ(男性44・6%、女性39・5%)。「自分または配偶者が高年齢で産むのがいやだから」(男性26・8%、女性35・1%)、「働きながら子育てできる職場環境がないから」(男性14・3%、女性26・3%)などが続いた。
また、「自国を子育てしやすい国だと思うか」との問いには、日本は「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計が52・6%となり、5年前の前回調査に比べ4・9ポイント上昇した。内閣府は「これまでの少子化への施策や、子供が未来の担い手であるとする認知啓発が進んだ結果ではないか」と話している。
スウェーデンは「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計が97・1%にのぼった。」
http://www.sankei.jp.msn.com/life/news/110519/edc11051918070002-n1.htm
発表資料に概要を更にまとめたものをみることが出来ます。
■発表資料
■少子化社会に関する国際意識調査報告書【概要版】
http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa22/kokusai/pdf-gaiyo/s1.pdf
■少子化社会に関する国際意識調査報告書【全体版】
http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa22/kokusai/mokuji-pdf.html

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