2011/03/18

「大使館退避しない」ブラジル外相、松本外相に連帯訴え

この電話会談の内容が外務省のホームページにも掲載されました

外務省

1.本17日(木曜日)午後7時35分頃から約15分間,松本剛明外務大臣は,先方の発意により,アントニオ・パトリオッタ・ブラジル外務大臣(H. E. Mr. Antonio de Aguiar Patriota, Minister of External Relations)と電話会談を行いました。

2. 冒頭,パトリオッタ外務大臣から,今般の東北地方太平洋沖地震により,多くの死者・行方不明者が出ていることについてお見舞いの言葉があり,日本への連帯を表明するとともに,ブラジルとして赤十字社等を通じての貢献をしている旨述べました。

3. これに対し,松本大臣から,温かいお見舞いの言葉と支援に感謝しつつ,菅直人総理の指導の下,この危機を乗り越えるとともに,在日ブラジル人を含め全ての被災者への支援に全力をあげたい旨述べました。

4. 松本大臣から,現在の日本の対応状況について説明したところ,パトリオッタ外相から,ブラジルのプレスに対して日本政府への完全な信頼を表明している旨,また,日本政府からの勧告がない限り,在日ブラジル公館を退避させることはない旨述べるとともに,日本国民の忍耐力及び力強さに対する敬意の表明がありました。

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