2010/12/13

始まった「中国からの大逃亡」 エリートばかり6万5千人



久しぶりに移民の話

今回は中国の動向です(産経新聞報道)。

「中国国内紙の『経済参考報』は10日、「中国では現在、1970年代末以来の3度目の移民ブームが起きている」と報じている。同新聞が行った関連調査では、2009年に中国から米国への移民だけでその人数は6万5千人に上り、しかもその大半は、エリートや富裕層であるという。彼らの移民先は主に、米国を筆頭にカナダやオーストラリア、シンガポールなどの諸先進国である。」

最初の移民ブーム
「70年代末、トウ小平の「開放路線」の実施で海外の情報が入ってくるにつれ、多くの中国人が先進国と当時の中国とのあまりにも大きな経済格差に衝撃を受けてわれ先にと海外への「逃亡」を始めたことが最初の「移民ブーム」である。」

二度目の移民ブーム
「90年代初頭には2度目の移民ブームが起きた。天安門事件直後の閉塞(へいそく)した政治・経済情勢がその背景にあったことは明らかである」

現在のブーム
「中国国内の環境汚染や食品・医薬品の安全問題、公共サービスの悪さや社会的不平等さ、法体制の不整備と権力の横暴を原因とする「不安感」や投資・ビジネス環境の悪化などが、多くの人々を海外移住へと駆り立てた諸要因となっていることが、取材によって判明」

最後の部分の「足による投票」も面白い表現です。
正式な投票では政治意志を表せないから
足を使った中国から逃げ出すことで意志を表す。

日本は自由に意志を表せるのに投票しないのは
投票する候補者がいない?

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