2012/01/15

原発/フランス : 原発付近に住む子ども、白血病の発病率が2倍=仏調査

暫くぶりに原発の話。
日本では消費税の話などに話題が移り脱原発の話も
少なくなりつつありますが欧州を見てみるとまだ
色々な話題が取り上げられています。
■原発付近に住む子ども、白血病の発病率が2倍
58基の原子力発電所を有し、電力の75%を原発で
賄っているフランスとしては問題です。
「原子力発電所の近くに住むフランスの子どもたちは、白血病の発病率が通常の2倍であることが、同国の専門家の調査結果で明らかとなった。近くがん専門誌「International Journal of Cancer」に掲載される。
フランスの国立保健医学研究所(INSERM)が、2002—07年に国内の原発19カ所の5キロ圏内に住む15歳未満の子どもを調査したところ、14人が白血病と診断された。これは他の地域と比べて2倍の発病率だった。
共同で調査を行ったフランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のドミニク・ローリエ氏は、この結果を統計的に重要だとした上で、さらに慎重な分析が必要だと指摘。また同氏は、多国間で大規模な共同調査を行えば、より確かな結果が得られるだろうと述べた。
一方、昨年発表された英国の35年に及ぶ調査では、原発の近くに住む子どもにおける白血病の発病率は高いとの証拠は得られていない。」
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80B01H20120112

0 件のコメント:

コメントを投稿