2012/01/24

差別 : 米アニメ映画で、ハンセン病差別表現が問題に

こんなこともあります。
それにしてもソニーが「完成作品を見てから・・」と答えたのはおかしい。指示すべきでしょう。
「・・問題になっているのは、メインキャラクターの海賊が船に乗り込み、乗組員に対して金を要求すると、「金なんてない。この船は『らい病患者(LEPER)』の船だから」と答え、「ほらね」の一言とともに乗組員の左腕が落ちるシーンだ。
ハンセン病患者を意味する「LEPER」は、国連総会本会議で「差別用語」にあたるとして排除勧告されている。抗議文書では、「ハンセン病に罹患しても腕がとれるような症状はなく、ハンセン病に対する誤解と偏見・差別を助長する」として、該当箇所の修正・削除を求めた。
この 30 年間で、世界中の約 1600 万人がハンセン病から治癒した。新規患者数は減少し、現在では年間 25 万人以下になっている。それにもかかわらず、社会的烙印と差別は根深く残っている。この深刻な問題に対し、国連総会は特別な注意を求める決議を2010年 12月に192 カ国の賛同を得て採択した。
予告編は公式サイト上に公開されている。日本財団広報グループの福田英夫さんは、「文書は1月18日に、FAXと郵送で米国の本社に送った。現時点で回答はない」としている。
これに対し、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(東京・港)で広報を担当する平林美枝子さんは「まだ作品が完成しておらず、日本の公開も未定の状態。完成作品を見てから検討したい」と回答した。」
http://www.alterna.co.jp/8083

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