2012/02/16

クール・シ゛ャハ゜ン/スイス : 豆腐が変えるスイスの食卓

このような地道なものがクール・シ゛ャハ゜ンになるのでは
「スイスでは肉の代用品としてベジタリアンの間で好まれている豆腐。豆腐の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、あるスイスの豆腐製造所が日本の製法で豆腐の製造・販売を手掛けている
ノッパ株式会社(Noppa AG)では1週間に3.5トン、日本の製法で豆腐を製造している。製造機械は日本の豆腐機械メーカー「高井製造所」から輸入。社長のヨルク・ヘルプリング(55)さんは、「豆腐は中国で生まれたが、日本人はそれをよりおいしいものに改良した」と、日本の豆腐を称讃する。」
■日本を超えることも
「「日本では有機ではない大豆の豆腐がほとんどだが、スイスでは有機の大豆でないと豆腐は売れない。しかも最近は『地産地消』の考え方が消費者の間で広まっているため、スイスの農家と交渉して、豆腐のために特別に大豆を栽培してもらっている」。」
■歴史 菜食主義との出会い 硬すぎる豆腐
「1960年代に学生運動が勃発。人々は新しい生き方を求め、食生活にも変化が訪れた。肉類を食べない菜食主義が興隆し、肉の代わりのタンパク源として豆腐が脚光を浴びた。ただ、肉の食感に近づけるために、豆腐は強く押し固められた。ヘルプリングさんは「これでは水分とプロテインのバランスが悪く、あまりおいしくない。豆腐は間違った方法で欧米に伝わってしまった」と残念がる。

こうして肉の代用品「Tofu」が欧米の食卓に上り始めたわけだが、その後、食の研究が進むにつれて大豆の栄養価の高さが見直され、ベジタリアン以外でも豆腐を食べる人が増えてきた。「ドイツを中心に特に2010年ごろから、豆腐の需要が圧倒的に伸び始めた」」
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=32018332

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